残業可能な日以外で、突発的に残業する場合は…
五つ目は、残業可能な日以外で、突発的に残業するなら「ベビーシッター料金」を支払う想定で勤務するということ。この研修では、事前に自分が住んでいるエリアのベビーシッター代を調べ、人事総務部に知らせておきます。
それは、この研修中に、どうしても残業しなければならなくなったときのためです。その場合は、「残業で子どものお迎えに行けないためにベビーシッターを利用した」という設定で、ベビーシッター代金を支払う想定で、最低限の勤務が可能になります。こうして、働くためにお金を払わなければならないという矛盾を体感したり、ベビーシッターの手配方法や手間を知ったりすることができます。
六つ目は研修開始時に、ママ(パパ)になっているということを宣言するというもの。社内の上司をはじめとする関係者のほか、任意で得意先にも宣言します。それぞれ自分の座席に「○~○日の期間、ママになります」といった内容を掲示したり、メールの署名に「なりキリン中」と書いたりするのだそう。
七つ目は「なりキリンレポート・日記」を書くこと。この研修期間中は、生産性を上げるために工夫したことや感想などを任意で毎日記録しておき、研修期間が終わったあとに、レポートを提出することが義務づけられています。
八つ目は体験者一人あたり、期間は1ヵ月であることです。1ヵ月というスパンで経験することで、研修に参加している人自身も、周囲の上司や同僚も、よりリアルな体験をすることができます。
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