どう頑張ってもお金が足りない、増えない…働けど働けど、生活に困窮する日々。「もうどうすればいいの!」と匙を投げたくなるかもしれませんが、実は、家計の「ざんねんポイント」に気づいていないだけかもしれませんよ。本連載では、株式会社マイエフピー代表取締役・家計再生コンサルタント/ファイナンシャルプランナーの横山光昭氏の著書『となりの家のざんねんなお金の話』(あさ出版)より、事例をもとに、お金の知識をわかりやすく解説していきます。

◆理解してからでも遅くない

 

これから各制度への加入を検討している人に対していえるのは「それぞれの制度をしっかりと理解してから加入してください」ということに尽きます。各制度はそれぞれが似ているようで違い、それぞれメリットとデメリットがあります。自分に適している制度はどれなのか、しっかりと研究してください。

 

最もダメなのは「とにかくお得だから、すべて入っていれば間違いない」という考え方です。一方、すでに加入していて家計が苦しいという人は、損失覚悟でやめてしまうか、家計を見直して他の支出を徹底して削るほかありません。

 

将来を見すぎると、きりがありません。であれば、今できる範囲のことをしっかりとやっていくことがベストだと思うのです。焦らなくても大丈夫。[図表]のようなイメージでバランスよく将来の資金を作ってほしいと思います。

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となりの家のざんねんなお金の話

となりの家のざんねんなお金の話

横山 光昭

あさ出版

1万5000件以上のお困り家計から見えてきた「ざんねんあるある」。 ・年末のボーナス、年が明けたら全部なし一家! ・スマホ決済使いまくりで預金が激減した男! ・家計丸投げで毎月カツカツ状態に危機感のない夫! ・「…

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