著者紹介

中島 弘象

1989(平成元)年、愛知県春日井市生まれ。中部大学大学院修了(国際関係学専攻)。会社員として勤務するかたわら、名古屋市のフィリピンパブを中心に取材・執筆等を行う。『フィリピンパブ嬢の社会学』は映画化が決定された。

書籍

フィリピンパブ嬢の経済学

『フィリピンパブ嬢の経済学』

中島 弘象

フィリピンパブ嬢との出会いと交際は、すったもんだの末に見事ゴールイン。これで平穏な日々が訪れるかと思いきや、妻が妊娠。新たな生命の誕生とともに二人の人生は新たな局面に突入する。初めての育児、言葉の壁、親族縁者の無心と綱渡りの家計……それでも「大丈夫、何とかなるよ」。異文化の中で奮闘する妻と支える夫の運命は?話題作『フィリピンパブ嬢の社会学』に続く、抱腹絶倒のドキュメント第二弾!! (目次) 第1章子ども、生まれる 自動車部品工場と掛け持ち/妊娠――生活保護の電話番号を渡される/妊婦健診の日本語がわからない 子供を産んで強くなる/夢のサラリーマン生活へetc. 第2章日本で子どもを、育てる 医療費無料でも困ること/異国の地で一人での子育ては無理/外国人と行政の間の埋まらない溝 会話や読み書きはできて当たり前?/手提げ袋、靴入れ、給食袋……全部手作り!/母親の日本語力と子供の語彙力etc. 第3章フィリピンの家族――終わらない送金 ピアスをあけるかどうか問題/外国人になって気付くこと/月10万円以上+医療費、学費……終わらない送金 いい加減、断ってくれよetc. 第4章フィリピンハーフに生まれて 「泥水を飲んで生きてきました」/母親の愛情は感じたことがない/タガログ語を独学/フィリピンに帰れない 親戚の家をたらいまわし/フィリピン人の両親の間に生まれた「日本人」/ハーフなのに英語話せないの? 「スペインハーフ」というと反応が違う/生き辛さの理由etc. 第5章在留資格という関門 家族が離れ離れになる不安/永住権申請は却下された/フィリピンパブ嬢たちのその後/長くなる契約期間 コロナ禍での在日外国人/フィリピンの家族とは会えない/ミカ、発表会でスピーチするetc.

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