(※画像はイメージです/PIXTA)

非日常を味わえるキャンプ。そんなキャンプを彩るキャンプ飯のひとつに燻製があります。それではその燻製の調理方法や、オススメの食材にはどのようなものがあるのでしょうか。本連載はそんな疑問にキャンプ飯研究家の視点から解説します。※本稿は、健康、食、暮らしをテーマに、専門家による「すぐに役立つ」情報を届けるサイト『AUX Magazine』からの転載記事です。

燻製でキャンプを盛り上げよう

コロナ禍を経て、キャンプを楽しむようになった方が増えたのではないでしょうか。その中にはいつもとは少し違ったキャンプ料理に挑戦してみたいと考えている方も多いかもしれません。

 

そこで今回は、ちょっと趣向を変えたキャンプ飯として『燻製』をご紹介。キャンプ飯研究家のマツさんに、誰でも手軽にできる燻製の方法をお伺いしました。

燻製とは

燻製とは、木材を燃やした時に出る煙を食材にかける調理方法で、いつもとは違った香りや食感を楽しむことができます。燻製をするときの温度によって3つの種類に分けられます。

■熱燻

80°C以上の高温で10分から1時間程度の比較的短時間で燻製する方法で主に香り付けが目的です。キャンプで行うのはほとんどがこの熱燻になります。

■温燻

60°Cから80°Cの熱で3時間から5時間ほど燻製する方法です。食材の内側にも煙が入り込み、食材の水分が半分ほど残るので柔らかい仕上がりになります。

■冷燻

15°Cから30°Cくらいの低温で長時間燻製する方法。涼しい場所で1ヶ月くらいの時間をかけて調理することもあります。

キャンプで燻製をするときの道具

■木材

 

 

木材を細かく砕いてチップ状にしたものをスモークチップといいます。燻製ではこれを燻して煙を出します。スモークウッドは粉状にした木材を固めて棒状にしたもので、こちらは直接火をつけて使用します。

■燻製器

 

 

キャンプで燻製を行う場合は、手持ちのキャンプグッズで代用する方法もあります。代用品でおすすめなのがメスティンやダッチオーブン、シェラカップです。100円均一やホームセンターでは段ボール製の燻製器も取り扱っています。

■底上げ網

食材と木材が直接触れないように使用します。

■アルミホイル

調理器具の底に敷いて使用します。

■ガスバーナー

風の影響や火力調整のしやすいガスバーナー使用がおすすめです。焚き火などの直火の燻製は、火力調整が難しいのでおすすめできません。

■ザラメ

ザラメを木材と一緒に燻すと食材がツヤツヤの飴色に色づきます。お店で見るような燻製に仕上がるので、ぜひ使ってみてください。

メスティンを使った燻製の手順

 

 

ここでは最も手軽なスモークチップとメスティンを使った手順をご紹介します。

 

1)メスティンの底にアルミホイルを敷きます。その際、サイドを少し立ち上げます。

 

2)アルミホイルの上にザラメをひとつまみとスモークチップを敷き詰めます。

 

3)上から小さめのアルミホイルを被せます。煙が出るように底に敷いたものより小さめに。

 

4)底上げ網を置きます。

 

5)網の上に水分をよく拭き取った食材を並べます。

 

6)メスティンに蓋をしてガスバーナーの上にセット。

 

7)ガスバーナーに火をつけて中火で10分から20分くらい加熱。

 

8)ときどき様子を見ながら、お好みで火から下ろして完成。

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