(※写真:八ヶ岳中央高原四季の森)

暮らす場所は一つに限定しなくていい。リモートワークが当たり前となり、コロナ禍が出口に差し掛かりつつある今、多くの人がそう考え、再び「外」へと目を向け始めています。その候補地として首都圏から熱い注目を集めているのが長野・八ヶ岳エリア。豊かな自然と首都圏からの好アクセスを両立させる別荘地の魅力について、アルピコリゾート&ライフ株式会社の前田健二郎氏に伺いました。

八ヶ岳の大自然に抱かれる豊かな日常

国内に別荘地は数あれど、豊かな大自然と利便性を両立できる別荘はそう多くありません。しかし、アルピコリゾート&ライフ株式会社の前田健二郎氏は、「長野・八ヶ岳エリアであれば都市部からのアクセスの良さと豊かな大自然、さらには暮らしの利便性という意味でも高い価値があります」と語ります。

 

前田「当社が運営する『八ヶ岳中央高原四季の森』は、八ヶ岳連峰の西の麓、諏訪郡原村に位置する別荘エリアです。東京・名古屋からは車・電車のいずれも約2時間半と好アクセス。自然保護協定が締結されており、自然に囲まれて暮らす喜びを満喫できます」

 

澄んだ空気、林を通り抜ける爽やかな風、鳥のさえずりと小川のせせらぎ。四季の森に広がる風景は、「高原の別荘地」と聞いて多くの人がイメージする理想の形ではないでしょうか。

 

 

前田「四季の森は3つのエリアに分かれています。公共の下水道を完備した利便性抜群な「しらかば平」、背の高い唐松林の風景が広がる「からまつ平」、そして標高1,500メートル前後に位置する野趣に富んでいる「こけもも平」です。それぞれに異なる個性がありますので、オーナー様の理想とするライフスタイルに近いエリアをお選びいただけます」

 

広大なエリア内を散策すれば、阿弥陀岳、赤岳、中岳の雄々しい山々が意識せずとも目に飛び込んできます。高原の爽やかな空気を吸い込みながら、百名山を眺める日常。都市部では叶えることのできない贅沢です。

 

「四季の森」に別荘を構えるオーナーのコア層は50~70代。会社経営者や個人事業主などがやはり多いそうですが、最近は30~40代の夫婦や家族も増えているといいます。

 

前田「別荘を購入されるお客様の7割は首都圏在住の方々です。コロナ禍でリモートワークが増えた影響で、最近は30~40代のご夫婦が2拠点生活を実現するために別荘を購入されるケースも増えてきましたね。

 

『もともと長野や原村にゆかりがあって』というお客様は、実際はほとんどいらっしゃいません。むしろ『理想の別荘地を探していくうちにここにたどり着いた』というオーナー様のほうが圧倒的多数派ではないでしょうか」

 

アートから産直野菜まで周辺環境も充実

自治体である原村の強力なバックアップ体制も、「四季の森」での別荘購入を後押しする決め手となっているそう。

 

前田「原村は昭和50年代から別荘の改築を進めてきた自治体ですから、別荘暮らしを希望する方々を受け入れるさまざまな体制が整っています。四季の森の「しらかば平」に公共下水道を配備しているのもその一部。別荘地は移住者も多く、都市部から来られる方々にとっても居心地がいいようです」

 

(左)八ヶ岳を流れる小川/(右)八ヶ岳の別荘エリアとしての魅力を語る前田 健二郎氏
(左)八ヶ岳を流れる小川/(右)八ヶ岳の別荘エリアとしての魅力を語る前田 健二郎氏

 

周辺環境も充実しています。

 

新鮮な産直野菜が購入できる「八ヶ岳農場の直売所、ゴルフ場やプラネタリウムがある広大な『自然文化公園』、原村出身の芸術家・清水多嘉示の彫刻展示とユニークな建築が有名な『八ヶ岳美術館』、源泉かけ流しの露天風呂が自慢の『もみの湯』……。これらすべての施設が、別荘エリアから車でわずか5分圏内に揃っているのだから驚きです。

 

休日の気分転換としてはもちろん、友人たちを別荘に招いた際にも歓待の選択肢に困ることはないでしょう。 

 

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