50代の頃「65歳以降も仕事をしたかった人たち」、実際は…
人生100年時代、定年延長についても法改正が進められていますが、企業の反応は芳しくありません。
厚労省『中高年者縦断調査(中高年者の生活に関する継続調査)』では、平成17年10月末時点で50~59歳であった全国の男女を対象として、継続的にアンケートを取っています。
第1回調査時(50〜59歳)に「65歳以降仕事をしたい」と答えた人のうち、実際に第17回(令和3年/66〜75歳)で「仕事をしている」と答えた割合は、男性の「66〜69歳」で66.6%、「70〜74歳」で51.7%、「75歳」で43.9%、女性の「66〜69歳」で53.8%、「70〜74歳」で39.6%、「75歳」で34.0%となっていました。
また第19回(令和5年/68〜75歳)で仕事をしている人が仕事をしている理由は「健康を維持するため」が男性53.8%、女性55.8%と最も高く、ついで男性が「現在の生活費のため」52.4%、女性が「社会とのつながりを維持したいから」43.4%となっています。経済面だけでなく、心理的な課題も大きいことがわかります。
定年延長が進んでいるように感じられますが、元は「65歳以降も仕事をしたい」と考えていた人であっても、実際に働いている人はあまり多くはないという実態。日本に生きるサラリーマンたちの未来は、危うくグラついています。
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