【速報】「1ドル=137.1」円安が今年最低水準。半世紀ぶり好景気の米国による「異次元利上げ」に真実味【専門家が解説】

【速報】「1ドル=137.1」円安が今年最低水準。半世紀ぶり好景気の米国による「異次元利上げ」に真実味【専門家が解説】
(画像はイメージです/PIXTA)

香港在住・国際金融ストラテジストの長谷川建一氏(Wells Global Asset Management Limited, CEO)が「香港・中国市場の今」を解説していきます。

主要銘柄、ハイテク株が軒並み下落

9日の香港市場は前述した物価統計の結果を受けて。中国景気の回復には時間を要することが確認される形となった。ハンセン指数は前日終値で一進一退の動きとなった後、午後に下げ幅を拡大し前日比0.63%安と3日続落、心理的節目である20,000ポイントを割った。

 

ハイテク株で構成されるハンセンテック指数は4日続落し前日比0.63%安と軟調な動きが続く。オンライン予約のトリップドットコム(9961)は4.7%安、ソフトウエア開発の明源雲集団(0909)は4.5%安、クラウドサービスの金蝶国際集団(0268)は3.4%安、電気自動車メーカーの理想汽車(2015)は2.8%安と下げた。


外食レストランや飲食関連も安く、レストランチェーンの呷哺呷哺(0520)は7.0%安、九毛九国際(9922)は4.8%安、火鍋チェーンの海底撈国際(6862)は4.5%安、飲料メーカーの中国蒙牛乳業(2319)は3.1%安と下げた。

 

主要銘柄も軟調な動きが続き、インターネットサービスのテンセント(0700)は2.7%安、フードデリバリーの美団(3690)は1.9%安、保険大手の中国平安保険(2318)は1.7%安、アリババ(9988)は1.5%安だった。

 

中国本土株市場は上海総合指数は前日比0.22%安の3,276.09、CSI300は同0.35%安の4,019.85と4日続落した。

 

 

長谷川 建一

Wells Global Asset Management Limited, CEO/国際金融ストラテジスト<在香港>

 

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