(※写真はイメージです/PIXTA)

日本の会社ではほとんどの場合、上司からの指示・命令に対して、部下は「はい、分かりました」と返答します。しかし、この返事には「4つの種類」があると、経営コンサルタントの中田仁之氏はいいます。それぞれの意味とは、みていきましょう。

 

部下との関係に必要なのは「信頼関係」

部下と「あなたが言うなら分かりました、やります」という関係を作ることがリーダーの責務です。正しい指示・命令の方法は、どんなことであれ引き受けた以上自分の意思で、自分の言葉に置き換えて伝えるという努力をしなければいけません。

 

リーダーがこの姿勢でいれば、部下の中に大きな資産が生まれます。それは「あなたとの信頼関係」です。部下は、リーダーが「自分のことを信頼してくれている」と感じる時にヤル気になります。

 

そして、部下がヤル気になるかどうかはあなたの「背中=あり方」にかかってきます。人を育てる上では甘さだけではなく厳しさも必要ですが、土台である信頼関係が重要なのです。そこでまとまりが生まれ、共感が育ち、前へ進む力となるのです。

 

[図表1]「はい」には種類がある

 

 

中田 仁之

株式会社S.K.Y.代表取締役

中小企業診断士

 

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※本連載は中田仁之氏の著書『困った部下が最強の戦力に化ける すごい共感マネジメント』(ユサブル)より一部を抜粋し、再構成したものです。

困った部下が最高の戦力に化けるすごい共感マネジメント

困った部下が最高の戦力に化けるすごい共感マネジメント

中田 仁之

株式会社ユサブル

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