新型コロナパンデミックから回復が期待される航空需要
ウクライナ情勢や世界的な景気後退などの影響を受けて航空需要の回復が遅れることが考えられますが、国際空港評議会(ACI)は2022年10月6日に、世界の総旅客数が通年で新型コロナウイルス感染拡大以前の水準に戻るのは、2024年になるとの見通しを発表しています。
新興国を中心とした世界経済の拡大などにより、航空旅客需要は長期にわたって高まることが予想されており、空港運営会社は、空港施設利用者が増加することで中長期的に恩恵を享受することが期待されます。
世界の空港運営会社の収益は、拡大する見通し
世界の空港運営会社の株価は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて大きく下落しましたが、社会経済活動の正常化に向けたさまざまな取り組みが進んだことで回復傾向となっています。また、世界の空港運営会社の収益は2023年度以降、コロナ禍前の水準に戻り、拡大する見通しです。
新型コロナウイルスへの対応は続くものの、世界では航空旅客需要の回復が予想され、今後、空港運営会社は魅力的な投資先として投資家から注目が高まることが考えられます。
※上記には過去の実績および東京海上アセットマネジメントの見解が含まれる場合がありますが、将来の動向等を示唆・保証するものではありません。
※当レポートの閲覧に当たっては【ご留意事項】をご参照ください。ページに見当たらない場合は関連記事『航空需要の回復を背景に注目が高まる空港インフラ~新型コロナの影響から回復し、今後、成長が見込める投資先として注目~【投資のプロが解説】』をご覧ください。
東京海上アセットマネジメント株式会社
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