比・マルコス大統領、ダボス会議出席で一定の成果…「外資流入」加速へ

1月30日週「最新・フィリピン」ニュース

比・マルコス大統領、ダボス会議出席で一定の成果…「外資流入」加速へ
写真:PIXTA

一般社団法人フィリピン・アセットコンサルティングのエグゼクティブディレクターの家村均氏が、フィリピンの現況を解説するフィリピンレポート。今週は、フィリピンへの投資マネー流入の動きについてみていきます。

フィリピン「インフラ支出」の動向

フィリピン予算管理省(DBM)によると、政府が公共事業の完成を加速させたため、11月のインフラ支出は38.4%増加。1年前の580億ペソから802億ペソに急増、前月比では、10月の612億ペソから31.1%増加しました。

 

大幅な拡大は、道路、橋、洪水制御構造物の建設、改良、修理、修復などへの支出からきました。国防総省(DND)のフィリピン軍(AFP)近代化プロジェクトに関連する設備投資も、月のインフラ支出を増やしました。

 

11月までの11ヵ月間累計のインフラ支出は、前年同期の7,604億ペソから14.3%増加して8,692億ペソになり、2022年通年の目標支出を上回ると予想されています。最新の開発予算調整委員会(DBCC)の報告書では、インフラ支出が2022年に1兆2300億ペソに達する可能性があるとしています。インフラ支出増加の理由は、経済の継続的な再開によるものです。

 

フィリピン政府は、ビルドビルド政策の元、GDPの少なくとも5~6%をインフラに費やすことを計画しています。

 

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※当記事は、情報提供を目的として、一般社団法人フィリピン・アセットコンサルティングが作成したものです。特定の株式の売買を推奨・勧誘するものではありません。
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※当記事の比較するターゲット株価は、過去あるいは業界のバリュエーション、ディスカウントキャッシュフローなどを組み合わせてABキャピタル証券のプロアナリストが算出した株価を参考にしています。

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