(※写真はイメージです/PIXTA)

日本にもグローバル化の波が押し寄せ、「ダイバシティ(多様性)」に注目が集まっています。ダイバシティ経営という言葉が飛び交い、特に「女性活用」は日本政府にとっても、日本企業にとっても大きな課題です。しかし2016年に女性活躍推進法が施行されたいまでも、官公庁や企業の女性管理職の割合は低いまま。そうした背景から、ダイバシティというと殊更「性別」に焦点が当たりがちな日本ですが、これからは「本当の意味でのダイバシティ」に取り組まなければなりません。
そこで本記事では、「日本におけるダイバシティの必要性」を解説していきます。

賃金の差は縮まるばかり…“生きていくため”海外進出を

いま、経済成長や経済規模、家計資産、賃金などどれをとっても日本と新興国との差は縮まっています。日本人にとっての海外進出はむかしのニーズとは変わり、生きていくために、企業が存続するために必要なこととなっています。

 

パンデミックが落ち着いたいま、日本企業や日本人の多くが海外の市場に目を向け、海外に進出しています。まずは進出する国のことを調べ、その国のことをリスペクトすることから始めなければ、海外進出を成功させることはできません。

 

本来のダイバシティを理解していれば、このような失敗は少なくなるはずです。表層的ダイバシティばかりに目を向けるのではなく、深層的ダイバシティともしっかり向き合うことがこれからの日本人には必要ではないでしょうか。

 

これからは日本国内でのダイバシティに限らず、本来のダイバシティを理解することが大切になります。ただでさえダイバシティの感じづらい日本人は、海外に出て多くの外国人と触れ合うことが、ダイバシティ理解の近道と言えるのではないでしょうか。

 

 

村上 年範

クレディ・テック株式会社 代表取締役

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