(※画像はイメージです/PIXTA)

長期的な目標を実現できるビジネスパーソンには、それぞれ実践で積み上げてきた成功理論があります。実業家、投資家、映画プロデューサーなどさまざまな分野で多角的に活躍する嶋村吉洋氏が、突き抜けた結果を出すために実践していた生活スタイルと、独自のセオリーについて語ります。

バランスをとる前に、優先すべきことを明確化する

成功とワークライフバランスは両立しないか?

 

仕事と家庭の両立に関しての、質問をいただくことがよくあります。ワークライフバランスという言葉があるように、仕事だけの成功以外に、家庭での成功も同時に求められることが多いのがリーダーなのかもしれません。

 

ただ、言葉を選ばずに言えば、この2つを同時に成功させていくことは、どちらも時間がかかることなので、いちばん難しいことかもしれません。

 

私個人としては、ある程度、仕事で納得のいく結果をつくるまでは結婚しないほうがよいと考えました。どんなに成功しても、家庭を持てば、常に自分の仕事を優先するわけにはいかないでしょう。家族デーをつくるなど、奥さんと調整しなければならないことが増えます。

 

仕事で結果をつくる前に、そのようなことに時間を費やしていては、仕事の成果も遅れてしまうのではないか? お金も時間も、ある程度コントロールできるようになってから家庭をつくるほうがよいと私は思っています。

 

特に若い頃は、自分のグランドデザインにそって、いま何に力を入れるべきかを決めるので、私は、できるだけ身軽でいるようにしてきました。

 

できるだけいろんなものを持たないようにしてきました。仕事の目標達成に、すべてを使えるようにしたかったからです。ただし、世話になった親はとても大事なので、最大限アシストをしています。

今後の選択肢が狭まるようなことは選択しない

私は人生において、オプションが持てないもの、将来の選択肢が狭まるようなことはやらないと決めています。

 

たとえば、人間の子どもは、ある程度の年齢になるまで手がかかります。仮に自分の子どもが、とんでもない人間に育ったとしても、「じゃあ、理想の子どもが生まれるまで次々生むか!」とはできないはずです(笑)。

 

チームビルディングだったら、最高のバディが出るまで、10人でも20人でも次にいけるのに、自分の子どもとなると、そうもいきにくいですよね。親は、生まれた瞬間から自分とセットなので責任を果たします。

 

ですが、子どもをつくる、つくらないは自分で選べるので、いまは、このタイミングで子どもはいらないというのが、私の至った結論なのです。そもそも部下たちが、私の子どもみたいなものですしね。

 

嶋村 吉洋

実業家

投資家

映画プロデューサー

※ 本連載は、嶋村吉洋氏の著書『うまくいくリーダーだけが知っていること』(きずな出版)から一部を抜粋し、再構成したものです

うまくいくリーダーだけが知っていること

うまくいくリーダーだけが知っていること

嶋村 吉洋

きずな出版

カリスマ経営者、初の出版! 10代で起業、実業家、投資家、映画プロデューサーなどさまざまな分野で多角的に活躍し、 現在は投資家として活動する、実業家・投資家の嶋村吉洋が語る「リーダーの極意」。 チームとは、自分…

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