(※画像はイメージです/PIXTA)

目まぐるしく変わる経営環境。そのようななか、経営者に求められる資質とは? 一般社団法人日本能率協会は、『トップマネジメント意識調査 2022』の結果から紐解いていきましょう。

経営者になったが…身につけておけば、と後悔したこと

同調査によると、現在の役職に就任を打診されたとき、「準備ができていた」が40.6%。一方で「準備ができていなかった」が34.5%と、3割を超えています。

 

また経営者に必要なスキルとして「身につけておけばよかった……」と後悔したもので最も多かったのが「会社法・税法などに関する法律知識」で71.6%。「財務・会計に関する知識」69.1%、「外国語によるコミュニケーション能力」62.2%と続きます。

 

一方で経営者に必要なスキルとして「すでに身につけていた」もので最も多いのが「リーダーシップに関するスキル」で59.7%。このようなスキル・知識があると評価されていたからこそ、役員・経営幹部への打診があったのでしょう。ほかにも「プレゼンテーションスキル」52.2%、「コーチングスキル」45.0%、「組織・人材マネジメントに関する知識」41.0%と続きます。

 

同調査はこれらの結果を受け、「これからは大局観をもって、変化に果敢に挑戦する経営者の育成が求められる」としています。

 

ちなみに同調査では「卓越した経営者」であると思われる人物についても聞いていますが、圧倒的なのが「稲盛和夫」と「松下幸之助」。続く「本田宗一郎」や「スティーブ・ジョブス」の3倍近くの支持を集めています。この辺りは、いまも昔も変わらないようです。

 

【「卓越した経営者であると思われる人物」ベスト5】

1位「稲盛和夫」50

2位「松下幸之助」44

3位「本田宗一郎」14

4位「スティーブ・ジョブス」13

5位「渋沢栄一」11

出所:一般社団法人日本能率協会は、『トップマネジメント意識調査2022』より

※数値は回答数

 

人気記事ランキング

  • デイリー
  • 週間
  • 月間

メルマガ会員登録者の
ご案内

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

メルマガ登録