不動産の売却を成功させるうえで大切なのは、「売主に寄り添う専門家」「よい買主」との出会いです。しかし、不動産仲介会社が売主と買主の双方の代理人として手数料を両方から受け取る「両手取引」と、そのための物件の「囲い込み」が横行しています。しかも、魅力的な物件は他の物件を売るための「おとり広告」として利用されることもあります。そこで、新たな選択肢として登場するのが「不動産エージェント」という存在です。

不動産取引の新様式「不動産エージェント」

不動産の売却を成功させるには、「売主に寄り添う専門家」「よい買主」との出会いが大切です。とはいえ、「両手取引」や「囲い込み」など、不動産業界そのものの土台が売主に寄り添えていないルール構造をなしているのが現状です。売主の利益を最大化し、後悔のない売却を叶えてくれる不動産仲介会社や仲介担当者との出会いを果たすことなどできるのか疑問に思う方もいると思います。

 

少し視点を変えて考えてみると、例えば転職をするとき、近年は転職エージェントと呼ばれる転職支援のプロに委ねて、最適な転職先を探してもらう方法が主流となってきています。自身に合いそうな企業や職種を自力で見つけようとすると、知識不足から遠回りをすることになったり、視野が限定してしまったり、挙句にはまったく希望に適っていない転職先に就いてしまうことも考えられます。

 

しかし、転職エージェントとの出会いを経ることで、後悔のない転職を成し遂げられる可能性はぐんと高まります。転職エージェントは転職サポートのプロとして、クライアントの希望や能力や性格をヒアリング分析し、転職市場の現況を徹底的に把握し、幅広い知識と経験に基づいた的確なアドバイスや斬新なアイデアも提供しながら、クライアントにマッチした最適な転職先を紹介するのです。

 

不動産にも同じように、クライアントにとことん寄り添う「不動産エージェント」と呼ばれる心強い味方がいます。売却サポートの際は、売主が後悔のない不動産売却を達成できるよう、不動産の真の価値を見極め、プロの視点から的確なアドバイスを行い売却までの全プロセスを支援するのが不動産エージェントです。

 

転職エージェントとの出会いがその後の人生を決めるように、不動産エージェントは、売主と不動産の運命を握ります。「不動産を売るならまずは不動産屋」という発想を離れ、不動産エージェントとの出会いから入るのが、これからの不動産取引の新しい形となっていきます。

 

 

大西 倫加
さくら事務所 代表取締役社長
らくだ不動産株式会社 代表取締役社長
だいち災害リスク研究所 副所長

 

長嶋 修
さくら事務所 会長
らくだ不動産株式会社 会長

 

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悩める売主を救う 不動産エージェントという選択

悩める売主を救う 不動産エージェントという選択

大西 倫加,長嶋 修

幻冬舎メディアコンサルティング

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