Amazon・Googleも参入…「米国・オンライン医療ビジネス」の先駆者「テラドック・ヘルス」とは?

Amazon・Googleも参入…「米国・オンライン医療ビジネス」の先駆者「テラドック・ヘルス」とは?
(※写真はイメージです/PIXTA)

アメリカでは新型コロナウイルス感染症の流行により、「オンライン診療サービス」を提供する企業「テラドック・ヘルス」が台頭し、Amazon・Googleも参入するなど「医療サービス」の競争が激化しました。「テラドック・ヘルス」とは、どのような企業なのでしょうか、みていきましょう。

テラドックに挑むIT企業…オンライン医療攻防が激化

ちなみに、テラドックは赤字経営のため、当期純利益でマイナス計上されています。しかし、売上高は順調に増加しています。赤字経営となっているのは、企業買収を積極的に行っていることが主な原因です。しかし、そのおかげで、医療サービスの領域を拡大し続け、他社の追従がますます困難となる牙城を構築しているのです。売上高の増加理由もその買収による相乗効果であるため、まだまだ成長期の企業であるといえます。

 

AmazonやGoogleの参入により、オンライン医療のマーケット拡大続けるのか、あるいは淘汰されてしまうのか、今後のアメリカにおけるオンライン医療における攻防が注目されます。「巨人テラドックに挑むIT巨人達の攻防」という言い方は、決して大袈裟なことではないと思います。

 

残念なことは、このようなニュースは日本であまり知られていないということです。これにつて、個人的にいろいろと思うところがありますが、日本でも世界に取り残されないオンライン診療の進展を期待したいものです。

 

 

鈴木 幹啓

すずきこどもクリニック院長
 

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