
子どもの免疫力アップのために摂りたい栄養素
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免疫力を高めるために大事なポイントは2つあり、一つは腸内環境を整えること、もう一つは体内の活性酸素を取り除くことです。
胃や腸などは、食物などの外から取り込まれたものに直接接触する器官。必要な栄養は取り入れても、菌は取り入れないようにしなくてはいけません。そのため腸内環境を整える必要があります。
腸の働きを活性化させる代表的なものが食物繊維です。野菜の他にも、きのこ類や海藻にも豊富に含まれています。さらにヨーグルトや納豆などの発酵食品も大切で、こちらは腸内にいる善玉菌の餌になります。
体内の活性酸素を取り除くための代表的な栄養素は、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEで、頭文字をとってビタミンACE(エース)とも呼ばれます。そしてもう一つ抗酸化作用で注目してほしいのが、野菜などに含まれるポリフェノールです。
もったいない!野菜の下処理のしすぎ
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ポリフェノールとは野菜の色素や香り、苦味などの成分です。いわゆる野菜のアクと呼ばれるものもポリフェノール由来になります。
たとえばナスを切った後に水にさらす、にんじん、ごぼう、レンコンなどの皮を剥く。このような調理の一手間によって、かえって野菜のポリフェノールやβ-カロテンを損なっている場合も。ごぼう、レンコンは皮の部分にポリフェノールが豊富に含まれているので、泥を洗い流したら皮も料理に使いましょう。下処理をやり過ぎないことで、栄養がキープできる上に調理もグッと楽になります。
また冬に旬を迎えるブロッコリーは、ビタミンCの含有量が野菜の中でもダントツで、抗酸化力を高めるためにはぜひ食べたい野菜の一つです。茹でるとビタミンCが流れ出てしまうので、蒸したりスープに入れて汁まで摂るといいですね。