「死ぬほど大変な」実家じまいを経験したタレントの松本明子氏は、実家で両親の遺品整理をおこなった際、「親が元気なうちにもっと話しておけばよかった」と痛感した出来事を経験したといいます。自身の経験から「親が元気なうちにやっておくべきこと」について、松本氏が解説します。

実家じまいは終わっても…最後に残った「お墓問題」

実家は売却できました。家財や遺品整理も済みました。でも、まだ1つ難問が残っています。実家の近くの山の奥にある松本家代々のお墓をどうするかです。 

 

東京からお墓参りに帰るには、高松は遠く、お金も時間もかかります。 この先、年をとれば、体力的にもどんどんキツくなる。

 

それに私も兄も99%東京に永住です。2人とも、子どもたちは高松に縁がありませんから、私たち兄妹が亡くなってしまえば、事実上、無縁墓になってしまうでしょう。そこで兄とも相談しているのですが、いつでもお墓参りに行けるように、松本家のお墓を都内近郊に持って来られないかと考えています。

 

お墓の引っ越しは、新しい墓地にお骨だけ移して新たに墓石を建立するのが一般的だそうですが、できれば墓石も一緒に高松から移せたらいいなと思っています。

 

ただ、ちょっと調べたら、墓石も運ぶお墓の引っ越しは、運搬費用がかかるので、新しく墓石を用意するより高くついてしまうのだとか。

 

うーん、どうしたものか……。一難去ってまた一難。実家じまいの最後のピースは、まだ埋まらないままです。 

 

お墓の引っ越しまで含めた実家じまいの最終的な収支は、果たしてどうなるのでしょうか。またとんでもないしくじりをしそうで、我ながら、ちょっと怖いです(笑)。

 

 

松本明子

タレント/女優
 

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    ※本連載は、松本明子氏の著書『実家じまい終わらせました! 大赤字を出した私が専門家とたどり着いた家とお墓のしまい方』(祥伝社)から一部を抜粋し、再編集したものです。

    実家じまい終わらせました! 大赤字を出した私が専門家とたどり着いた家とお墓のしまい方

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    松本 明子

    祥伝社

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