(※写真はイメージです/PIXTA)

老後のライフスタイルはそのスタイルに合う自分の名刺を作ることも大事です。名刺は自分という人間を知ってもらうためのツールです。新しい人間関係を作る上で自分が作る名刺が役に立ちます。セカンドキャリアコンサルタントの高橋伸典氏が著書『退職後の不安を取り除く 定年1年目の教科書』(日本能率協会マネジメントセンター)で解説します。

自分を紹介する遊び名刺を活用しよう

▼名刺を持つとこんなに変わる!

 

会社以外の名刺、つまりプライベートの名刺を作ることで大きく変わることがあります。たかが名刺と思われるかもしれませんが、実際に作ってみると違いを感じます。名刺を作ることで変わることを6つにまとめました。

 

①会社以外の方に渡しやすくなる

 

プライベートの会では会社の名刺は渡しにくいものです。会社の名刺には会社名、肩書などが書いてあるので、そこで判断されやすいですが、プライベートの場合は0の状態で自分を見てもらえるので、渡しやすくなります。

 

②自分を知ってもらおうという気持ちが芽生える

 

自分の知ってもらいたいことを名刺に書くことで、自分のことを伝える楽しさが出てきます。

 

③名刺を渡す機会が欲しくなる

 

自分で工夫して作った名刺は、不思議に人に渡したくなります。自分を知ってもらいたいという気持ちから行動的になります。

 

④自分のことを知ってもらうきっかけになる

 

自分が伝えたいことを、書きこむ(裏のスペースも使う)ことで、それが話のきっかけになります。例えば、自分の専門、住所、趣味、自分の思いなど。

 

⑤簡単なプロフィールを書いておくと、見せるだけでわかってもらえる

 

名刺の裏などに、簡単なプロフィールを書き込むことで、どのような人か簡単にわかってもらえます。また、話すきっかけにもなります。

 

⑥時間が無くても、後で自分のHPなどのリンク先を見てもらえる

 

名刺交換時にはゆっくり話せないので、ホームページアドレスや利用しているSNSを書いておくことで、後で見返してもらえます。

 

今まで会社が作ってくれていたので、どうやって作ったらいいかわからないという方も多いと思います。実は簡単にWebで作れるのです。

 

▼名刺の作り方

 

スマホで「名刺作成」と検索すればいくつかの会社が出てきます。例えば「ビスタプリント」でしたら、4つのステップで約10分〜20分で作れます。

 

①デザイン選択→②文字入力→③仕上がり確認→④紙の種類などオプション選択後はカード支払い、100枚が2000円足らずで作ることができます。最短2営業日で届きます。もちろん紙の質を良くするなど、こだわればもう少しかかりますが、予想以上に簡単で安価、そして高品質で種類も多いです。

 

他に多くの会社がWebで探せるので、検討してみて下さい。

 

実際に名刺を作ってみると、いろいろな種類の名刺を作って、所属するグループごとに使い分けたくなります。仲間作り、ネットワーク作りの入り口として作成し活用してみましょう。

 

ポイント
名刺は自分を知ってもらう貴重なツールで、仲間作りの入り口になる。簡単なのでまずは作ってみよう。

 

高橋伸典著『退職後の不安を取り除く 定年1年目の教科書』(日本能率協会マネジメントセンター)より。

高橋伸典著『退職後の不安を取り除く 定年1年目の教科書』(日本能率協会マネジメントセンター)より。

 

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※本連載は、髙橋伸典氏の著書『退職後の不安を取り除く 定年1年目の教科書』(日本能率協会マネジメントセンター)から一部を抜粋し、再編集したものです。

退職後の不安を取り除く 定年1年目の教科書

退職後の不安を取り除く 定年1年目の教科書

髙橋 伸典

日本能率協会マネジメントセンター

この一冊で定年後の不安を払拭! 定年後の3大リスク(お金/仕事、孤独、健康)に対し、具体的に乗り越える方法を提示。定年後、どのようにすればいいか不安を抱えている人に贈る指南書です。

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