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最適な生命保険を選ぶために不可欠な「アドバイザー」とは?

前回は、生命保険の解約返戻金を活用し、会社の財務を改善する方法を紹介しました。今回は、最適な生命保険を選ぶために不可欠な「アドバイザー」について見ていきます。

「保険の出口」を案内する前に退職してしまう担当者

これまで、既契約の出口戦略の方法をいくつか紹介してきました。本来は、ここまで紹介してきたスキームを、適切なアドバイザーのもとで満遍なく比較検討しながら、実施していくことがベストです。しかし、実際には、

 

●解約をしようと思ったら当時の営業担当者が退職していた

●相談したが、適切なアドバイスを受けられず、単に保険だけを勧められた

 

といった経験をされる方がほとんどかもしれません。

 

保険業界の離職率は非常に高く、3年で99%がいなくなる業界とも言われます。すぐに辞めてしまうような担当者から契約してしまうと、目先の効果が高い保険を契約できても、5年後、10年後と経過した時に、何も案内されず、アドバイスもされず、出口でこれまでのメリットをすべて失ってしまう可能もあるのです。

 

仮に当時契約した担当者がまだいたとしても、確実なアドバイスが受けられるか、そのときに提案された商品やスキームが本当に適正な商品だったかを疑う必要もあります。もともと、生命保険の活用を適切に提案するためには、以下のような様々な知識や能力・経験が求められます。

 

●税法・民法・会社法・簿記の知識

●企業財務分析の知識・経験

●会社経営者の考え方への理解力

●複数の保険商品の比較検討力、伝達力

●最新の業界動向や保険代理店トラブル等に関する情報収集力(保険会社の本部出身者などが望ましい)

 

特に、1社の保険を専属で販売している場合、その会社の商品を売るしかありません。たとえファイナンシャル・プランナー等の資格を持っていても、自社の商品だけで実績を上げるしかないのです。このあたりの事情は十分に考慮しておく必要があります。

提案された商品がベストなのか、よく検討を

保険代理店や営業担当者の中には、一社専属ではなく、多数の保険会社の保険商品を比較したうえで案内している人もたくさんいます。顧客の立場からすれば、そのほうが適切な保険を案内される可能性は高まります。ただ、多数の保険商品を扱う営業担当者全員が「しっかり比較検討して」「顧客の利益を最大化する」商品を提案しているかといえば、即イエスとはいえません。前述した保険提案にあたっての知識や能力を持っているか確認したうえで、

 

●保険会社からのコミッションが高い商品ばかり売っていないか

●実際には2~3社程度の比較しかしていないのに、数十社分を比較したかのようなプレゼンを行っていないか

●保険代理店内で決めているキャンペーン商品ばかりを売っていないか

 

などをチェックする必要がありますが、おそらく一般の経営者や資産家が一人でこれらを確認することは困難でしょう。それだけに、保険代理店の経営スタイルや内情をよく知っている経験豊富なアドバイザーに聞いて、本当に提案された商品がベストなのか、よく検討する必要があります。

GTAC(ジータック)とは株式会社幻冬舎総合財産コンサルティング(GENTOSHA TOTAL ASSET CONSULTING Inc.)の略称。出版社グループの強みを生かした最先端の情報収集力と発信力で、「中立」「斬新」なサービスを相続・事業承継対策からM&A、国内外の不動産活用といった手法を駆使し、顧客の財産を「防衛」「承継」「移転」するための総合的なコンサルティングを行う。編著・共著に『相続税をゼロにする生命保険活用術』『究極の海外不動産投資』『法人保険で実現する究極の税金対策』『スゴい「減価償却」』(いずれも幻冬舎メディアコンサルティング)など。GTAC公式サイトhttp://gentosha-tac.com/

著者紹介

連載生命保険を活用した「税金ゼロ」の資産移転術

本連載は、2015年6月2日刊行の書籍『生命保険で実現する税金ゼロの財産移転』から抜粋したものです。

本連載は、一般的な生命保険活用スキームを示したものであり、データやスキームの正確性や将来性、投資元本の利回りや運用成果等を保証するものではありません。また、本連載は、2015年4月1日現在の法令等に基づいて作成しており、今後変更される可能性もあります。個別の具体的な法令等の解釈については、税理士等の各専門家・行政機関等に必ずご確認いただくようお願いいたします。掲載されている保険商品のイメージ図につきましては、概算値を表示しています。各スキームの導入時は約款や契約概要、パンフレットを必ずご覧ください。

なお、本連載で示している「契約者」とは、保険料を支出する人で、契約の変更・解約などの権限を持っている人、「被保険者」とは、保険をかけられる人、その対象となる体を提供する人のことをいいます。商品パンフレット等で「逓増定期保険」「長期平準定期保険」といった表記がなされていても、税法上の保険種類とは異なる場合があります。本連載では税法に基づいた保険の名称を採用していますので、ご注意ください。

 

生命保険で実現する 税金ゼロの財産移転

生命保険で実現する 税金ゼロの財産移転

編著 GTAC

幻冬舎メディアコンサルティング

所得税、相続税、贈与税・・・財産を移転するだけで多額の税金がかかる日本。しかし、生命保険という「箱」を活用すれば、あらゆる税金を回避しながら資産移転ができるのをご存知でしょうか。 本書では、幻冬舎グループの資産…

 

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