(※写真はイメージです/PIXTA)

不動産投資によって安定した資産形成を行うにはどうすればよいのでしょうか。リスク低減と損失のリカバーを両立した新しい投資方法「トライアングル不動産投資」について、その考案者である木村洸士氏の著書『不動産投資は組み合わせが9割: 家賃収入1000万円を最速で叶える トライアングル不動産投資術』から一部抜粋し、理論や具体的な方法を詳しく解説します。

“今”不動産投資をやるべき理由

とくに日本の場合は、高齢化が進んでおり、過疎地をはじめとする戸建て物件の空きが急増しています。(中略)需要より供給のほうが多いという現実は、まさにチャンスとして捉えるべきです。そこに着目し、いち早く投資できた人が、時代の流れを受けて資産を拡大していけるのです。

 

しかも、戸建てを借りたい人の需要も伸びています。もともと多くの戸建ては賃貸住宅向けに作られているわけではありません。一方で、賃貸として戸建てに住みたいという人は増えており、その需給バランスから、投資環境としても有利であると考えられます。さらに、アパートに比べて小ぶりなため現金で購入できることから、きちんと手直しをしていれば売却もしやすいのです。利回り10%など、通常の中古物件の相場で売り出し、売却がしやすいため、安く購入できていると売却益も得ることができます。

 

ちなみに、戸建て投資のハードルとしてよく「修繕」が挙げられているのですが、修繕費は、リフォームローンなどを組んで対応することも可能です。「修繕費が100万円以上もかかるとなると資金が厳しい……」などと思っている人もいるかもしれませんが、そうした仕組みを上手に活用すれば、資金面の問題もクリアできます。

集合住宅への投資が資産拡大を加速させるワケ

一方で、戸建て物件だけに投資していても、なかなか資産が積み上がっていきません。より収入・資産の拡大を実現していくためには、さらにスピードアップできる方法を組み込んでいく必要があります。それが集合住宅への投資です。

 

新築アパートは、価格が大きくなりやすいこともあり、金融機関は、購入者の属性以外にその方の残債の「総額」の大きさを気にする傾向があります。中古物件から購入してしまうと、残債の「総額」が膨らみ、融資枠が不足して、後に新築アパートが購入できなくなる可能性が高いのです。また、修繕が少なく済むため、新築アパートは不動産投資の中では安定した経営基盤を実現しやすい物件です。以上のことから、アパートは「新築アパート→中古アパート」という順番を意識することをオススメしています。

 

順番にこだわる理由は、あくまでもトライアングル不動産投資の基本戦略として、複数の物件を組み合わせつつ、「より多くの収入・資産を増やしていくため」です。そのためには、可能な限り物件を買い進めていく必要があることはすでに述べたとおりです。それが、勝ちパターンの土台となります。

 

あなたの利益、資産を最大限構築するためのパターンとして、トライアングル不動産投資では、「①戸建て」「②新築アパート」「③中古アパート」の3ステップを経て投資を継続していきます。その過程で、収入と資産を増やしていき、より堅実な資産環境を構築していきます。全体像は非常にシンプルですが、この仕組みが不動産による資産形成の確度を高めていきます。

 

 

木村 洸士

さくらいふ株式会社

代表取締役

 

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※本連載は、2022年7月20日発売の木村洸士氏著書『不動産投資は組み合わせが9割: 家賃収入1000万円を最速で叶える トライアングル不動産投資術』から一部を抜粋し、再編集したものです。

不動産投資は組み合わせが9割:家賃収入1000万円を最速で叶える トライアングル不動産投資術

不動産投資は組み合わせが9割:家賃収入1000万円を最速で叶える トライアングル不動産投資術

木村 洸士

合同出版

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