9浪、27歳早大合格者が「志望大学を変えなかった」深い理由 (※写真はイメージです/PIXTA)

受験生には「積極的進路変更」と「消極的進路変更」があります。自分の実力を出し切っていないのに志望大学が下げる「消極的進路変更」はダメだといいます。9浪して27歳で早稲田大学に合格した濱井正吾氏が『浪人回避大全 「志望校に落ちない受験生」になるためにやってはいけないこと』(日本能率協会マネジメントセンター)で解説します。

難関大学ほど学費減免制度や奨学金がある

▶「奨学金」どうせもらえないからと奨学金を軽視する/重要度★★★☆☆

金銭的に余裕のない親や親戚も、意外と交渉次第で可処分所得を受験費用に回してくれるものです。

 

とはいえ、手を尽くしても結局どこかでお金が足りなくなり、大学に入るまではなんとかなっても、入ってから学費や生活費を支援するお金が残らない……なんて家庭もあるかもしれません。

 

しかし、ここで諦めるのはまだ早いです。なぜなら、難関と呼ばれる大学ほど豊富な学費減免制度や大学独自の奨学金があるからです。

 

大勢の学生にとっては日本学生支援機構の第一種・第二種奨学金を借りるというのが一般的でしょう。これもいいとは思いますが、問題は貸与型であるということです。

 

ですので、やはり嬉しいのは給付型。

 

たとえば、早稲田大学には、OBの寄付からなるさまざまな奨学金があります。

 

1〜2浪の年齢までしかもらえないという奨学金も多い中で、大学独自の奨学金は年齢を問わない場合が多いです。ちなみに他団体との併給も可能である場合もあるので、2つもらえば、それだけで学費の半分以上を賄えることになるでしょう。

 

私は1年生のときから毎年、「小野梓記念奨学金」や「校友会給付奨学金」といった給付型奨学金をいただいていました。どちらも年額40万円で、かなり大学で勉強するのに余裕が出たのを覚えています。

 

所得が厳しい家庭だと奨学金の基準も甘く、ある程度の成績と所得水準(世帯収入が800万円以下)があればだいたい通るようになっています。私の家のように世帯年収200万円以下とまではいかなくても、この基準を満たしていて、人並みの成績を取っていれば何かしら奨学金をもらえるのではないでしょうか。

 

ちなみに成績が優秀で一定の条件を満たせば、年額100万円を超えるもっと高額の奨学金をもらえる可能性もあります。こちらも自身で調べてみて、受験への支援を渋る親や親族の説得に使ってみてください。自分で調べる時間が惜しかったり、制度が多すぎてよくわからなかったりする場合は大学の奨学課に電話してみましょう。

 

私は在学中からさまざまな質問をしましたが、真摯に対応してくださり、受給できる可能性のある奨学金を丁寧に調べて教えていただきました。

 

経済的に困窮している家庭でも、入るまでの金策を第一に考えましょう。入ってみれば、案外なんとかなるものですよ。

 

濱井 正吾
9浪はまい

 

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    9浪はまい

    兵庫県出身、1990年11月11日生まれ。31歳。大阪産業大学経済学部経済学科に入学後、龍谷大学経済学部現代経済学科に編入学し、卒業。 高校時代にいじめを受けたことから、いじめっ子を社会的に偉くなって見返したいと思い、在学中から仮面浪人として受験勉強を4年間続ける。大学卒業後、証券会社に契約社員として就職したが10日で自主退職、同月中に配置薬会社に再就職。昼は会社、夜は予備校という生活を退職まで過ごす。在職時は、自分の失敗や弱さを顧客に晒して不安を共有し、同じ目線に立って長時間にわたり話を聴く営業スタイルでトップセールスマンとなり、受験費用300万円を貯める。同社退職後は2年4ヶ月間受験勉強に専念し、9浪で早稲田大学に一般受験で合格し、教育学部国語国文学科に入学。現在は同大を卒業後、株式会社カルペ・ディエムにて教育事業を担当している。
    くわえて、『バンカラジオ』(登録者41.8万人)、『トマホーク』(登録者10.9万人)といった若年層に人気のエンタメYouTubeチャンネルに出演を続けながら、他の教育系YouTuberの動画にも出演し、自身の人生体験を話している。メディア出演として、「アベマプライム」(AbemaTV)など。「AERA dot.」「プレジデント」「北日本新聞」など取材多数。Twitterフォロワー19500人(2022年2月28日現在)。

    著者紹介

    連載9浪生が語る「浪人完全回避」の法則

    本連載は濱井正吾氏の著書『浪人回避大全 「志望校に落ちない受験生」になるためにやってはいけないこと』(日本能率協会マネジメントセンター)より一部を抜粋し、再編集したものです。

    浪人回避大全

    浪人回避大全

    濱井 正吾

    日本能率協会マネジメントセンター

    受験人口の減少や大学は誰でも入れる「全入時代」と言われて久しいが、それでも有名大学を中心に実質倍率3倍以上の大学が多数あるなど、多くの現役生や浪人生が厳しい戦いを強いられている現状がある。特に昨今は現役志向の増…

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