国内投資家は「景気後退」に向けて準備ができているか (※写真はイメージです/PIXTA)

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「工業技術の時代」の終焉…次は「情報技術の時代」

加えて、欧米諸国の労働組合がインフレ分の大幅な賃上げを勝ち取る一方、日本では、賃金の伸びを生産性の伸びの範囲内に収める労使間の協調によって、価格・コスト面での国際優位性が生まれました。言い換えれば、国民の省エネ意識を含め、戦後最大の危機は、そのコストが社会全体で認識・共有されたのです。

 

しかし、(少なくとも先進国においては)「モノを巡る課題」の多くは解決され、工業技術の時代は終わり、情報技術の時代を迎えます。

 

それは、ディスインフレの時代でもありました。社会の課題がインターネットやプラットフォームなど「見えない課題」に姿を変えると、「イノベーションのジレンマ」や他国によるキャッチアップと共に、日本企業の時代も終わりました。

 

 

重見 吉徳

フィデリティ投信株式会社

マクロストラテジスト
 

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    マクロストラテジスト

    大阪大学大学院経済学研究科博士前期課程修了後、農林中央金庫にて、外国証券・外国為替・デリバティブ等の会計・決済業務および外国債券・デリバティブ等の投資・運用業務に従事。

    その後、野村アセットマネジメントの東京・シンガポール両拠点において、グローバル債券の運用およびプロダクトマネジメントに従事。

    アール・ビー・エス証券にて外国債券ストラテジストを務めた後、2013年にJ.P.モルガン・アセット・マネジメントに入社、2019年同社マネージング・ディレクターに就任。ストラテジストとして、個人投資家や販売会社、機関投資家向けに経済や金融市場の情報提供を担う。2020年8月、フィデリティ投信入社。

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