子どもの偏食に悩む家庭から「学校で給食をきちんと食べられるのだろうか……」などという悩みをよく聞きます。今回は、小学校に入学する偏食の子どもが給食で困らないために、家庭でできる対処法についてお話ししていきます。
子どもの好き嫌いをなくしたい!小学校入学前に実践する「家庭でできる」トレーニング【管理栄養士のアドバイス】

好き嫌いやアレルギーはどうするの?

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親御さんの1番の悩みとして多いのは、好き嫌いやアレルギーがあることに対しての不安です。「しっかり給食を食べてくれるだろうか……入学前に全て食べられるようにしなければいけないのか」と悩みはつきものですよね。

 

ですが、ここで大切なことは未就学児の時点で少なからず好き嫌いやアレルギーがあったとしても、子どもは成長過程においていつの間にか食べられるようになっていることは大いにあります。

 

学校給食が始まる前に、すべての好き嫌いを克服しようと焦らなくて大丈夫です。むしろ、子どもによっては学校給食のメニューなら食べることができた、など少しずつ学校給食を通して克服していくこともあります。

 

親御さんが想像している以上に、子どもは学校給食を通して大きく成長していきます。現時点の目標は、好き嫌いを早急に克服する事よりも、まずは食べることへの楽しさや食への興味関心を持ってもらう事が何より親御さんからお子さんに伝えていきたい大切なポイントとなります。

 

アレルギーに関しては、どの食材でどの程度の症状が出るのかなど、子どものアレルギーの状態を把握し、学校と連携して予防と対策を行なっていく事をおすすめします。決して1人で悩まずに分からないことがあれば事前に相談することもとても大切です。

味覚の成長を見守ろう

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学校給食とは子どもの成長過程において社会性を学ぶうえでとても意味のある時間となります。家族以外の人と食の時間を過ごすことで、さまざまな感受性や人との関わり方を学べる環境となります。

 

大切なことは、不安な気持ちを持ち続けるのではなく自分の子どもの可能性を信じ応援し見守ってあげることです。新しい環境に対して、きっと自分なりに頑張ろうと思っています。そんなお子さんの姿を温かく見守ることが何より大切ですね。

 

 

管理栄養士

林 美穂

 

 

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