黒田日銀は間違っていない?…投資の神様バフェットが気付いた「日本株ブーム」の可能性 (写真はイメージです/PIXTA)

本連載は、武者リサーチが2022年6月27日に公開したレポートを転載したものです。

「バフェットキャリー」は日本株ブームの鏑矢になる

商社から始まり、いま不動産で大きく飛躍しようとしているバフェットキャリーは、広範な日本株式への外国人投資の鏑矢となるのではないか。それこそ日銀が希求し続けてきたポートフォリオリバランスを通しての、資産デフレ脱却を確実にする。

 

[図表6]は日本の不動産価格であるが、黒田日銀の異次元金融緩和以降大きく上昇に転じ、今回のYCC堅持により一段と弾みがつく趨勢にあることがうかがわれる。

 

[図表6]日本不動産価格指数
[図表6]日本不動産価格指数

 

経団連による調査では大手企業105社の夏のボーナス上昇率は13.8%と1981年以来最高の伸びとなっている。賃金上昇率も高まり2%インフレターゲット達成が視野に入ってくるかもしれず、いまは円での資金調達のラストチャンスとも考えられる。

 

ヘッジファンドによる日本国債ショートは日本売りではなく、日本株買いにつながる動きだと考えるべきだろう。

 

 

武者 陵司

株式会社武者リサーチ

代表

 

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    株式会社武者リサーチ 代表

    1949年9月長野県生まれ。
    1973年 横浜国立大学経済学部卒業後、大和証券に入社し、調査部に配属。87年まで企業調査アナリストとして繊維、建設、不動産、自動車、電機・エレクトロニクスを担当。ニューヨーク駐在の大和総研アメリカでチーフアナリスト、大和総研企業調査第二部長を経て、1997年1月ドイツ証券入社し、調査部長兼チーフストラテジスト、2005年副会長兼チーフ・インベストメント・アドバイザーに就任。2009年7月株式会社 武者リサーチ設立、現在にいたる。

    著者紹介

    連載武者リサーチ経済・金融市場分析レポート

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