歯ブラシ1本でできる“究極の自己投資”…意外と知らない「歯磨き」の新常識【歯科医師が解説】

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歯ブラシ1本でできる“究極の自己投資”…意外と知らない「歯磨き」の新常識【歯科医師が解説】
(※写真はイメージです/PIXTA)

あなたの歯は綺麗に磨くことができているでしょうか? 「1日3回磨いているから大丈夫!」という人であっても、「磨いている」のと「磨けている」のでは意味がまったく違います。歯ブラシのスタートポジションや動かし方、よく磨ける歯ブラシの特徴、歯垢のチェック方法…。意外に難しい「歯磨き」について、吉田歯科診療室デンタルメンテナンスクリニック代表・吉田格氏が解説します。

ノーリスク・ハイリターン⁉歯磨きは「究極の投資先」

2022年5月、政府は骨太の方針の中に「国民皆歯科検診」の導入を盛り込む方針と表明しました。

 

歯科検診を義務化することで、特に全身疾患との関連が深い歯周病の早期発見を促し、長期的に歯科疾患の減少を、さらには総医療費の抑制が目標であるとしています。

 

厚生労働省の「平成28年歯科疾患実態調査」によると、毎日2回以上歯を磨く人の割合は増加しているものの、4mm以上の歯周ポケットを持つ人の割合は増加しています。

 

政府はその抑制に積極的に取り組むということで、おおむね歓迎される政策です。

 

しかし私はこの目標が達成されるためには、ここまで書いてきたことを、国民が理解することが条件だと思っています。検診は義務だから仕方がなく…ではまず効果は見込めません。

 

近年、見逃されてきた「歯の病気と全身疾患との関係」がどんどん明らかになってきました。糖尿病・動脈硬化・心内膜炎・早産などが有名ですが、私は副腎疲労(HPA軸機能障害)・リーキーガット(腸管壁浸漏症候群)・SIBO(小腸内細菌過増殖症)なども大きく関与していると考えています。

 

そしてそれらは、たった1本の歯ブラシで治療も予防も可能です。

 

健康への投資は多くのレバレッジが期待できます。特に歯磨きは相場が外れるようなことはありませんから、ノーリスクでありながらハイリターンが約束された、金融商品ではあり得ない効果を持っています。

 

そう、 歯磨きとは究極の投資先、金融だけが資本ではありません。それ以前に存在する健康こそ、資本の本質ではないでしょうか。

 

自分磨きは歯磨きから、まず投資すべきは自分自身であってほしいものですね。

 

 

吉田 格

吉田歯科診療室デンタルメンテナンスクリニック 代表

 

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※本記事は、オンライン診療対応クリニック/病院の検索サイト『イシャチョク』掲載の記事を転載したものです。