(※写真はイメージです/PIXTA)

ダイエット中で太ると知りながらやめられない。つい手が出てしまう原因は、やる気の低さや意志の弱さではなく、脳が生み出す“ニセの食欲”かもしれません。 パーソナルトレーナーとして25年の経験の中野ジェームズ修一氏が著書『やせるのはどっち? 理想の体が手に入る「失敗しない」31の法則』(飛鳥新社)で解説します。

運動は苦行でも修行でもありません

初級編「考え方を変える」③

▶Q:「今日は疲れたから運動したくないな…… 」と思ったらどうする?

A:1日ぐらい大丈夫!潔く寝る
B:ここでやめたら努力が水の泡!気合でやる

 

中野ジェームス修一著『やせるのはどっち?』(飛鳥新社)より。
中野ジェームズ修一著『やせるのはどっち?』(飛鳥新社)より。

 

正解はこっち! A:1日ぐらい大丈夫!潔く寝る

 

■「今日はやりたくない…… 」だったらやめちゃいましょう!

 

ダイエットのために運動を始めると、頑張り屋さんほど、休むことに罪悪感を抱きがちです。でも、誰にだって、疲れて腰が上がらない、時間がない、気持ちが乗らないという日はあります。

 

そんな日はゆっくりお風呂にでも入り、潔く寝てしまいましょう。心配しなくても大丈夫。今日1日運動を休んだからといって、翌朝、起きたら太っていた! なんてことにはなりません。

 

どんなに運動が好きな人、運動を習慣にしている人だって、やる気が起きないときはあります。それこそアスリートでもさぼることはありますし、トレーナーの私だって「今日りたくないな」と思う日はしょっちゅうです。

 

これまで運動習慣がなかった人やダイエットを始めたばかりの人が、疲れたから休みたい……と思うのは、ごくあたりまえのことです。

 

たまった疲労を解消する、もっとも効果的な方法が睡眠です。とくに脳の疲れは眠ることでしか改善されません。運動する気にならないほど疲れている日は、思いきって休みましょう。「休んだ分、明日は頑張ろう」と気持ちを切り替えるほうが、モチベーションも保てますよ。

 

ダイエットで一番難しいのは、「継続すること」です。だからこそ、最初から頑張り過ぎないでください。

 

それに、疲れた体に鞭む ちを打って運動をしても、結局は運動に集中できず、しっかり動けません。すると、筋肉に与える刺激も弱くなります。そのうえ、無理をした反動で「動いたからOKでしょ!」「頑張ったご褒美に」と、余計な食べ物に手が出てしまえば、あっという間に運動で消費したカロリーを超えてしまいます。

 

運動は苦行でも修行でもありません。たまにはさぼったって、いいんです!

 

中野ジェームズ修一
PTI認定プロフェッショナルフィジカルトレーナー
米国スポーツ医学会認定運動生理学士

 

 

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本連載は、中野ジェームズ修一氏の著書『やせるのはどっち? 理想の体が手に入る「失敗しない」31の法則』(飛鳥新社)の一部を抜粋し、再編集したものです。

やせるのはどっち? 理想の体が手に入る「失敗しない」31の法則

やせるのはどっち? 理想の体が手に入る「失敗しない」31の法則

中野ジェームズ修一

飛鳥新社

ダイエットを始めた日本人の8割以上が挫折する、という残念な調査結果もあります。おそらく、過去、何度もダイエットに失敗した経験を持つ方はたくさんいらっしゃるでしょう。 しかし、長年の経験をもとに、著者は断言します…

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