(※写真はイメージです/PIXTA)

都心を中心に、ここ20年で約2倍に店舗数を増やしたコインランドリー。増加の背景には一体何があるのか。 果たして今後も増え続ける傾向にあるのか。現代を映す「コインランドリー」の現在に迫ります。

投資家にとっても魅力的なコインランドリー

現在すでに市場を拡大しており、今後も続伸していく可能性をもっているとなれば、その資産価値に目を向ける投資家も少なくないでしょう。

 

そこで、「コインランドリー投資」のメリット、デメリットについて考えてみましょう。

 

まず、家賃収入を想定した一般的な不動産投資と異なり、空室リスクが無いという点。さらに、人件コストが低いという点が挙げられます。コインランドリーは基本的にセルフサービスであるため、常駐の接客スタッフを雇用する必要がありません。人件費は清掃や集金のスタッフのみです。

 

次に、税金対策に適していると言えます。初期費用の約70%を即時償却できる制度があり、個人のみならず、税金対策を強化したい企業にも向いている投資だと言えます。また、小規模宅地等の特例が適用できるため、相続税対策としての活用も向いているのではないでしょうか。

 

一方で、防犯性の低さや、天候、特に日照時間の影響を受けやすいというデメリットもあります。また、ブランディングがしづらく、競合店との差別化が図りにくい、さらに、そのために参入障壁が低いというデメリットの連鎖もあります。

 

利用者にとっても、投資家にとっても魅力的なコインランドリー。かつてのコンビニエンスストアのように、我々の生活になくてはならない身近な存在へと、未来ではなっていくのかもしれません。

 

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