(※写真はイメージです/PIXTA)

「努力をしないで成功する人はいない」といいます。しかし「努力したから必ず成功できる」わけでもありません。さらに努力しないで結果がでるような目標設定ではダメだといいます。成田信一氏が著書『自分で考え、やり抜く子の育て方』(プレジデント社)で解説します。

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なぜ「上位5%を目指す」べきなのか

それに代わる価値が「深掘りできることをどのくらい持っているか」だと思います。私たちは「知っている」ことはたくさんありますが、その中で、「できる」ことはどれくらいあるでしょうか。

 

たとえば何かの作り方を見て、「ああ、わかる、わかる」と思っても、実際にやってみるとできない、という経験は多くの人が持っていると思います。

 

私も、うちの子どもが一輪車に乗っているのを見ると、「一輪車に乗るには、こうすればいいんだな」と理解はできますが、実際には乗れません。

 

こうした「わかっているけれどできないこと」を「できる」に、どのくらい変えていけるかということは、価値のあることだと思います。

 

知らないことを一人でできるようになるためにはいくつかのステップがあります。これは自創経営という経営の勉強会で習ったことです。最後のステップだけは加筆しています。

 

知らない
知っている
わかる
だいたいできる
一人でできる
人に教えられる
上位5%になる

 

「わかっているけれどできないこと」を、それこそ一輪車でも英語でもマラソンでも美術でも、どんなジャンルでもいいのですが、そのジャンルの中で上位5%を目指すとよいと思います。上位5%は、クラスで1番か2番になるくらいの目標です。多くの人は、「上位5%」というとあきらめてしまうかもしれませんが、それはとてももったいないことです。

 

何でもいいから、「上位5%入りを達成した経験」を、できれば高校生までの間に一つ持っておくと、大きな自信につながります。

 

それには本人のやりたいことに従って、より深めていくことが大事でしょう。

 

スティーブ・ジョブズも、カリグラフィーという文字装飾に興味を持ち、大学でその授業だけを受講していたことが、のちに美しいタイポグラフィを内蔵したMacintoshの誕生につながりました。

 

もちろん、彼は授業を受けていた時には、それが将来に役に立つかどうかはわからずにやっていました。でも、自分がやりたいことに徹底的に取り組んだことで、それなりの結果を出すことができたわけです。

 

今やりたいことを一生懸命やること、深掘りすることの大切さがわかるエピソードだと思います。

 

成田 信一
自由が丘矯正歯科クリニック院長
歯学博士

 

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※本連載は成田信一氏の著書『自分で考え、やり抜く子の育て方』(プレジデント社)の一部を抜粋し、再編集したものです。

自分で考え、やり抜く子の育て方

自分で考え、やり抜く子の育て方

成田 信一

プレジデント社

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