永住権を持ち、外国に拠点を持つことには様々なメリットがありますが、そのなかでもフィリピンの永住権は、他国の永住権よりも利便性が高く、低コストで取得できます。その魅力を一般社団法人フィリピン・アセットコンサルティングのエグゼクティブディレクター、家村均氏が解説します。

そもそも、永住権を持つメリットって?

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永住権持つメリットですが、第一に、日本以外の国に定住できるということが大きなメリットとして挙げられます。定住以外でも現地でなにか事業を起こしたい、海外進出したい、起業をしたい、という場合も永住権を持っていると有利になります。

 

次に、永住権があると、現地の銀行で口座・カードの開設ができるようになります。かつては銀行口座もパスポートを持っていくと作ることができましたが、現在は永住権を持っていないと基本的に銀行口座を開くことができなくなりました。

 

銀行口座を開くと同時に、その口座を使って、投資信託などの現地で認可された高金利の金融商品を買うことができます。日本と比べると、フィリピンでは利回りの高い商品もあるため、これらが購入できる、という点もメリットに挙げられます。

 

また、住む国や通貨を分散することによって、海外分散投資が可能になるため、資産保全面でも永住権の取得は大きなメリットとなります。

 

そして、日本も素晴らしい国ではありますが、低成長や、自然災害、原発、超高齢化社会に伴う年金の減額、医療制度などといったリスク・課題が多くあります。そのため永住権を取得すれば、日本に依存しないための国外拠点をつくることができます。

 

また、フィリピンの永住権を持っておくと、海外に住む、というメリットだけではなく日本国内においてもメリットがあります。

 

コロナ前は多くの外国人観光客が日本を訪れており、インバウンドのための外国人割引が多くありました。日本人でも永住権を持っていると、それらの割引が適用されるため、非常に安く飛行機に乗ることができるほか、免税で買い物ができるため、日本にいるときにもメリットが得られます。

「永住」や就労が可能!利便性が高いフィリピン永住権

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フィリピンの永住権の大きな特徴として、他の国のものと比べて非常に使い勝手がいいという点が挙げられます。

 

多くの国では、「永住権」と呼ばれていても、取得しただけで実際に永住ができず、一定期間が過ぎると更新をしなければいけません。その更新の際、永住権取得のための条件が大幅に改定されることもあるため、最初にビザを取得した条件のまま、永住できるわけではないのです。

 

また、多くの国では永住権を取得すると、年間の半分(184日)以上現地に滞在しなければなりません。実際にリタイアメントして引っ越しして現地に住む、ということでしたら問題はありませんが、現役のまま、日本で仕事を続けたい、という方には、厳しい条件になるかと思います。

 

一方、フィリピンの永住権では、年間の必要な滞在日数が長くとも年間30日以上と短期間なため、日本で仕事をしながら永住権を取得できる、ということがフィリピンの永住権の非常に大きな特徴だといえます。

 

また、他の国では永住権では就労することができませんが、フィリピンの永住権では、労働許可を取得すれば、現地での就労が可能です。

 

これらのことから、フィリピンの永住権は他国の永住権とくらべて非常に利便性が高いといえます。

フィリピン永住権を取得するならAPECOがおすすめ!

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フィリピン永住権にはいくつか種類があるため、それぞれの方のニーズ、置かれている状況と、現地で何したいのかによって検討する必要があるかと思いますが、人気があるのがAPECOというビザです。

 

このビザはいわゆる経済特区と紐づいていて、オーロラ州の経済特区の地域の振興開発事業に投資することで永住権が取得できる、非常にビジネスライクなシステムになっています。

 

コスト的には、他国の場合は永住権の権利を獲得するには数千万円といった金額が必要になることが多いですが、フィリピンの場合はどの永住権もそこまで高額でなく、APECOの場合は30,000米ドル程度、日本円にすると約330万円で取得ができます。

 

また、このAPECOは更新が5年に1度のため、5年に1度フィリピンに行って更新手続きさえすれば、永久に更新が可能な点も大きなメリットだといえます。

 

APECOには日本人枠というものがあり、第一次公募の日本人枠は残りわずかですが、非常に利便性の高い永住権ですので興味のある方は是非ご検討ください。

 

■動画で「フィリピンの永住権」について詳しくみる

 

 

 

 

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