指示を聞かない部下にイライラ。言っても聞かないなら放置するしかない…。このように考える上司は珍しくありませんが、実はこの対応こそ、チームマネジメントを危うくするリスクを秘めています。部下の放置は責任の放棄であり、無責任な上司の姿勢は組織全体に伝播します。しかしここで「対話」による相互理解が実現できると、組織は大きく前進します。ここでは「対話」が秘める力について見ていきます。

わかってもらえた! と部下に言ってもらえる人になる

「部下の成長をサポートしたい」と思ったら、部下が考えていることや感じている気持ちを理解しなくてはいけません。

 

そして部下を理解したければ、まずは自分自身について理解する姿勢が必要になります。なぜなら、他人に対する理解は、自分自身に対する理解に完全に比例しているからです。

 

自分の考えていることや感じていることを客観視できるようになると、他者のことも同じように客観視できます。

 

他者を理解するとは、相手の考えていることを理解し、感じている気持ちに共感することです。

 

なぜ、自分自身に対する理解度と他者に対する理解度は比例するのでしょう? それは、他者を観察しているのは紛れもなく「自分」だからです。

 

自分自身に対する理解度と他者に対する理解度は比例する

 

つまり他人を見ている自分というフィルターを理解してこそ、他者のことを客観的に見られるようになり、理解が進むのです。

 

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    ※本連載は、田口 淳之介氏の著書『リーダーのための対話の方程式』(自由国民社)より一部を抜粋・再編集したものです。

    リーダーのための対話の方程式

    リーダーのための対話の方程式

    田口 淳之介

    自由国民社

    対話が変われば、人間関係が変わる。 営業も人事も人材育成もチームマネジメントもパートナーシップも、すべては「対話」が創り上げている。 毎月20社以上、全国の企業で「対話の仕方」を教える著者が、延べ2万人と対話して…

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