(※写真はイメージです/PIXTA)

英語ができると大学入試で有利になることは周知の事実です。特にわが子を難関大学に進ませたいと考える場合、いつから英語を学ばせるべきか、どのような学習方法がよいのかなど、気になる保護者の方は多いでしょう。ここでは個別指導で生徒の8割を東大・京大医学部に合格させた乾俊和氏が、英語を得意科目にするための具体的なメソッドを解説します。

英会話力を身に付けるには?

■英会話スクールに通うより「スカイプでオンライン英会話」が効果的

英会話は英語を話すことが主眼なので、必ずしも英会話スクールに通う必要はありません。スカイプを利用したオンライン英会話をお勧めしています。理由の一つが、経済的な負担が少ないことです。マンツーマン英会話教室の相場は40分当たり6000〜9000円に対してスカイプなら25分で300〜500円です。長期にわたっての学習が必要な英会話では、高額であると家庭の負担が大きくなり続けにくくなります。スカイプなどは英会話教室よりもかなりリーズナブルな価格設定なので、受講回数を増やすこともできます。

 

もう一つの理由は、オンラインであれば通学の時間が省けます。悪天候や少し調子の悪い時でも、オンラインであれば受講可能です。また、外出先からでも受講可能です。英会話上達のかなめは継続です。英会話教室よりもはるかに継続しやすいのがオンライン英会話です。スカイプでの英会話の受講についてはインターネットで検索してみるとよいでしょう。魅力的なオンライン英会話を多数見つけることができます。英会話では質よりも量を重視することが大切なので、活用してみてください。

 

⇒1対1でたくさん話すのが上達の近道

 

■英会話学校の選び方

【ポイント① 生徒:先生=1:1】

1対複数であれば、積極的な人は話しますが、そうでない人は聞いてばかりとなり会話力が上達しません。特に思春期の男の子は話したがらない傾向にあり、一言も話すことなく時間だけが過ぎることもよくあります。

 

【ポイント② 講師はネイティブでなくてもよい】

発音やイントネーションだけであれば、英語を第一言語とする国で生まれ育ったネイティブが一番ですが、英会話力を身に付けるには必ずしもベストとは限りません。個別指導では、相手のことを知ったうえで指導するのが効果的だからです。お勧めはバイリンガルな日本人です。日本人の弱点を知ったうえで指導してくれます。また日本人なので間違ったらどうしようなどという心理的不安も少なく、リラックスして話せます。

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    ※本連載は、乾俊和氏の著書『具体的すぎる難関大学現役合格メソッド40』(幻冬舎MC)より一部を抜粋・再編集したものです。

    中高一貫校生徒の親が知っておくべき 具体的すぎる難関大学現役合格メソッド40

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    乾 俊和

    幻冬舎メディアコンサルティング

    勉強への意欲がアップする! 定期テストや模試の成績も上がる! 東大合格も夢じゃない! 塾講師として中高一貫校に通う子どもたちを約30年間サポートし、学校の最下位グループから東大理IIIや京大医学部に進学させた実績…

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