「チームがうまく動かない」と嘆くリーダーの3つの共通点は? (※写真はイメージです/PIXTA)

思い通りに動かないチームを前に、多くのリーダーは「いかに部下を動かすか」に執着するようになります。上司として、リーダーとして、部下を動かそう、チームをまとめようと、間違った努力を始めるダメなリーダーの共通点があるといいます。エグゼクティブコーチの大平信孝氏が著書『部下は動かすな。』(すばる舎)で明らかにします。

ダメなリーダーは「強いチームの真似をする」

②強いチームの真似をして、無理やり強くしようとする


 
2つ目にやりがちな行動は「強いチームの方法論を真似する」です。

 

強いチームを作る方法論は、様々あります。

 

チームビジョンの明確化、メンバーの役割の明確化、プロセス管理、情報の共有、1on1、定期面談……など様々な方法論があります。

 

これらのノウハウを、いきなり取り入れていないでしょうか。

 

うまくいかないチームは、「強いチームの真似をする」傾向があります。強いチームというと聞こえがいいかもしれませんが、流行りのマネジメントや組織論を振りかざし、チームをまとめようとしがちです。

 

ビジネス書に書かれていることや、よその組織でうまくいったチーム作りを真似しようとして、現状の組織や環境を考えずに、そのままやり方を当てはめてしまい、結局うまくいかないというケースも多く見受けられます。

 

チーム作りにおいても「土台」があって、はじめて「ノウハウ」は機能します。

 

建築では当たり前のことが、チームビルディングにおいてはなされていません。チーム作りも同じなのです。

 

「土台」がないままに、強いチームが実践してうまくいった「ノウハウ」の部分だけを真似しても、一時的にはうまくいくかもしれませんが、長続きしません。基礎なしに建築するのと同じだからです。

 

しかも、一軒家、アパート、マンション、ビルでは、基礎のスケールも変わってきます。つまり、あなたのチームに合った「土台」と「スキル」が必要なのです。

 

土台とは、「リーダーが自分自分を知る、セルフリーダーシップを発揮する、相手を知る」こと。そしてスキルとは、強いチーム作りに欠かせないノウハウのことです。

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    株式会社アンカリング・イノベーション代表取締役

    中央大学卒業。長野県出身。脳科学とアドラー心理学を組み合わせた、独自の目標実現法「行動イノベーション」を開発。その卓越したアプローチによって、これまで1万5000人以上の課題を解決してきた他、オリンピック出場選手、トップモデル、ベストセラー作家、経営者など各界で活躍する人々の目標実現・行動革新サポートを実施。その功績が話題となり、各種メディアからの依頼が続出。現在は法人向けにチームマネジメント・セルフマネジメントに関する研修、講演、エグゼクティブコーチングを提供。これまでサポートしてきた企業は、IT、通信教育、商社、医療、美容、小売りなど40以上の業種にわたる。

    また、個人向けに「行動イノベーション年間プログラム」とオンラインサロンを主宰。「2030年までに次世代リーダーをサポートするプロコーチを1000人輩出し、日本を元気に! 」を目標に掲げ、プロコーチ養成スクール「NEXT」を開講。10冊の著作の累計発行部数は25万部を超え、中国、台湾、韓国など海外でも広く翻訳されている。

    おもな著書に、『本気で変わりたい人の行動イノベーション』(秀和システム・だいわ文庫)『指示待ち部下が自ら考え動き出す! 』(かんき出版)、『先延ばしは1冊のノートでなくなる』(大和書房・だいわ文庫)『やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ』(かんき出版)などがある。

    著者紹介

    連載「部下は動かすな」行動させるプロが教える技術

    ※本連載は、大平信孝氏の書籍『部下は動かすな。』(すばる舎)から一部を抜粋し、再編集したものです。

    部下は動かすな。

    部下は動かすな。

    大平 信孝

    すばる舎

    「部下が動いてくれない」「部下が一向に成長しない」「怒っても褒めてもうまくいかない」「チームが全然まとまらない」「リーダーとしての自信がない」… このような悩みを抱えるリーダーのあなたは、なんとかして部下・チ…

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