好決算続々…まだある、注目企業
従来の分散投資で資産を守れるのか?新時代の富裕層が実践する
金融大国「シンガポール」や「フィリピン永住権」を活用した新・資産防衛法
10大財閥の一角ALLIANCE Global Group(AGI)は、コロナ制限の緩和による事業拡大チャンスを捉えるために、グループ会社Travellers International Hotel Group、Incに78億ペソの資本を注入します。
トラベラーズは、カジノホテル・リゾートワールドマニラの開発・運営会社です。
2021年の第3四半期のカジノ収入は、前年比36%増の50億ペソでした。ホテルの売上は、客室稼働率がパンデミック前のレベルの79%に達し、77%急増しました。純利益は2021年の9ヵ月間で19億ペソを記録し、前年の54億ペソの損失から黒字転換しました。総売上は28%増加して148億ペソになりました。
ROBINSONS Retail Holdings、Inc。(RRHI)は、12月のホリデーシーズンに個人消費が増加したため、第4四半期は利益を2倍にしました。RRHIは、2020年第四半期の純利益8億2500万ペソから17.7億ペソに114%増益となりました。
RRHIの売上高は、前年414.9億ペソから7%増加して444億ペソとなりました。eコマースの売上高は2020年の第4四半期と比較して3倍に急増し、総売上高の3.9%になりました。
ドラッグストア、デパート、コンビニエンスストア、専門店の各セグメントが好業績となり、2.3%の既存店売上高の伸びを示しました。
第4四半期の好業績により、通年の業績も改善し、純利益は、2021年通年で39.2%増益となり、前年度の32億2,000万ペソから44.8億ペソとなりました。通年の売上高も、1510.7億ペソから1.5%増加して1533.3億ペソとなりました。
SEMIRARA Mining and Power Corp.(SMPC)は、世界的にエネルギー資源が逼迫する中、石炭需要が「予想を大きく上回った」ことを背景に、昨年の連結純利益が393%増の162億ペソとなり、同社41年の歴史の中で最高益を達成しました。
SMPCは、国内での石炭供給に加えて、中国、日本、韓国の世界トップ3の石炭輸入国を含む近隣諸国に石炭を輸出しています。
同社の石炭生産量は8%増加し、出荷量が16%増加し、平均石炭販売価格は71%も増加しました。石炭事業トだけでも同社の純利益の70%を稼ぎ、114億ペソでした。
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