(※写真はイメージです/PIXTA)

最近、「物忘れ」を訴えて来院される40〜60歳くらいの働き盛りの人が増えていると、ブレインケアクリニックの今野裕之院長はいいます。また、来院者は組織のなかで重要な仕事を任されている人が大半だそうです。その症状は、「ただの物忘れ」なのか「若年性認知症」なのか……高齢者だけではない「認知症」のサインと治療法、改善方法について詳しくみていきましょう。

心当たりがあれば一度病院で診察を

前述の通り、若年性認知症の原因にはさまざまなものがあり、なかには治療可能な認知症もあることから、まずはできるだけ早く正確な診断をつけることが重要です。根本的な治療ができなくても、症状の進行を遅らせることは可能です。

 

ちなみに冒頭で紹介した50代の男性は幸いなことに若年性認知症ではなく、仕事への取り組み方や生活習慣の改善などを行った結果、すっかりよくなりました。

 

物をよくなくすようになったり、ケアレスミスが増えたりするなどのエピソードが増えてきたら、遠慮せず精神科・神経内科・脳神経外科を標榜する医療機関、あるいは「もの忘れ外来」を受診して相談することをおすすめします。

 

 

今野 裕之

ブレインケアクリニック 名誉院長

一般社団法人日本ブレインケア・認知症予防研究所 代表理事・所長

 

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※本記事は、オンライン診療対応クリニック/病院の検索サイト『イシャチョク』掲載の記事を転載したものです。