(※写真はイメージです/PIXTA)

これから開業する会社や個人事業主がまず当たるべき金融機関は、ズバリ「公庫」です。公庫に申込書を提出した1~2週間後、公庫担当者と面談を行います。面談では申込み時に提出した書類、主に創業計画書(あるいは事業計画書)を基に、担当者から質問を受けます。いくら公庫が「借りやすい金融機関」であるとはいえ、融資の可否、希望どおりの融資額を引き出せるか否かはこの面談が重要。面談を成功させるポイントを見ていきましょう。融資調達アドアドバイザーの田原広一氏が解説します。

「真摯な態度」「かっちりした服装」で臨むべし

面談では時に厳しい質問を受けることもあります。

 

私のお客さまのなかにも、個人で面談に臨み、「経験がそこまでないようだけど大丈夫?」「集客の見込みはきちんと調べましたか」などと質問攻めにあい、頭が真っ白になってしまったという方もいます。また、まれに不機嫌になってしまうなど、態度が悪くなってしまう方がいらっしゃいますが公庫の面談担当の指摘は、真摯な態度で受け止めるようにしましょう。

 

また、服装で融資の可否が決まるわけではありませんが、「きちんとしている」という印象を与えるならば、奇をてらわず、スーツで行くのが無難です。スーツをもっていないならば、ジャケットを着用するなど、なるべくかっちりした格好で行くようにしましょう。

 

 

田原 広一

株式会社SoLabo 代表取締役

 

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※本連載は、田原広一氏の著書『賢い融資の受け方38の秘訣』(幻冬舎MC)より一部を抜粋・再編集したものです。

増補改訂版 独立開業から事業を軌道に乗せるまで 賢い融資の受け方38の秘訣

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田原 広一

幻冬舎メディアコンサルティング

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