(※写真はイメージです/PIXTA)

毎日寝ずに勉強した、問題集を何冊も解いた、学校の先生や親のアドバイスもちゃんと聞いた…なのに、なぜ志望校に受からなかったのだろう…。真剣に取り組んだものの、努力の方向がズレてしまい、惜しくも受験に落ちてしまう生徒はたくさんいます。ここでは「医学部受験」に失敗してしまった人の不合格の「根拠」について検証するとともに、浪人が決定した場合の具体的な1年の過ごし方について伝授していきます。

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    ◆1年間の学習スケジュールを決めよう

     

    来年に向けた受験勉強に入る前に、月単位の学習スケジュールを立てましょう。

     

    ・3月:敗因の調査

    ・4月~6月:苦手科目の発見と基礎の復習

    ・7月~9月:理科科目・社会科目の特訓

    ・10月~11月:過去問演習

    ・12月~1月:大学入学共通テスト対策

    ・2月~3月:二次試験対策

     

    以上は一般的な内容ですが、自分の苦手科目を考慮しながら、オリジナルのスケジュールを立ててみてください。たとえば、「前半は苦手科目にウェイトを置いて、得意科目は後半の過去問演習で仕上げるだけに留める」など。

     

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    現役生とは違い、浪人生は基礎学習ができているので、広範囲に勉強する必要はありません。この1年は苦手科目克服に徹してください。

     

    ただし英語に関しては、注意が必要です。一朝一夕で効果が表れるものではないので、単語の知識を増やしていくのはもちろんですが、文法の理解に穴がないか、1年間を通して継続的に確認しましょう。

     

    1日の学習時間は、午前中は9時から12時までの3時間、午後は13時から19時までの6時間、夜は20時から24時までの4時間の合計13時間程度にすれば、朝は7時ごろに起きて、夜は24時までに就寝できるので、寝不足にならず効率的に学習できます。

     

    高校時代とは違い、浪人生は時間的に「自由」なため、毎日同じ生活リズムを保つことが難しくなります。「まだ1年もある」と時間に甘えることなく、毎日同じ質・量の学習を続けることを心がけましょう。

     

    ◆浪人生でも成績は伸ばせる

     

    先ほども述べたように、浪人生は「伸びしろがない」といわれることが少なくありません。しかし、脇目を振らず、自分を信じて突き進めば成績は伸び、合格を勝ち取ることができます。

     

    そのためにはできるだけ早く自分の弱点を知ること、そして、弱点を克服するための反復学習が必要です。貴重な1年間を充実したものにするため、明確な目標を設定し、第一志望合格を目指しましょう。

     

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    亀井 孝祥

    医学部受験専門予備校メディカ 代表

     

    本記事は、医学部受験サクセスガイド『集中メディカ』ホームページのコラムを抜粋、一部改変したものです。

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