「ウイルスを仕込まれるかも」…匿名仮想通貨トレーダーの間に存在する「ヒエラルキー」の謎 (※写真はイメージです/PIXTA)

データを使って投資戦略の有効性を確認し、でき上がったプログラム=botを、仮想通貨取引所のシステムに載せて自動で運用させる……。仮想通貨で日給300万円もの稼ぎを生み出しているrichmanbtc(リッチマンビーティーシー)氏。botで稼ぐ仮装通貨トレーダー、通称「botter」の界隈には、ヒエラルキーまで存在するという。知られざる世界、その一部を覗いてみよう。

匿名者同士が虎視眈々と狙うのは…相手の「ポロリ」

もちろんTwitterをやっていないbotterも沢山いるのかもしれませんが、そうした人の存在は知る由もありません。

 

誰も調査したことがないのでこれは私の〝肌感覚〟でしかありませんが、アカウント数から数えられる範囲でTwitterをやっているbotterはざっくり100人、Twitterをやっていないbotterはその100倍くらいはいるかもしれません。根拠はありませんが、日本にはだいたい1万人くらいのbotterがいるのではないかと私は思っています。

 

自分が行き詰まった時にどんなことで困っているかをTwitterで吐露すると、どこの誰かもしらない人から「改善のヒント」が飛んできたりします。

 

フォロワーが多いほど、そうした恩恵を受けられる可能性があります。なので多くの人に「この人をフォローするとメリットがある」と感じてもらえるように、自分もヒントを提供します。ストラテジーの核心部分については触れられませんが、それでも見る人が見れば十分に役立ててもらえるはずです。気を付けてはいますが、たまに勢い余って核心部分についても書いてしまうこともあり、それが〝ポロリ〟というわけです。

 

気が付いたらすぐに削除するのですが、たいていは手遅れ。池の水に落ちた虫を魚が一瞬で食べてしまうように、ポロリを見つけたbotterはすぐに保存しますし、見逃した人は地団駄を踏んで悔しがります。

 

私自身もポロリを狙ってインフルエンサーをフォローしているので、こういうのはお互い様です。それから、自分が苦心の末に優れたbotを開発し、大きな資産を稼ぐようになった時、多くのbotterから「すごいですね!」「やりましたね」と称賛されると、やっぱり嬉しい。

 

承認欲求を満たすためにTwitterをやっているというのは、偽らざる事実です。botterの界隈は仲間でもあり敵同士でもある、微妙な関係性で出来上がっているのです。

月次1億円以上を稼ぐSS級botter(2021年12月現在)。東京大学卒、東京大学大学院修士課程修了。大手IT企業勤務を経て独立。

WEBサービス企業を経営する傍ら、2020年3月より機械学習を用いた仮想通貨の自動売買に取り組む。2020年の税引前純利益は1億9000万円、2021年は10億円に迫る。

2021年からは機械学習による株価予測「Numerai」にも参加、また仮想通貨bot取引の裾野拡大とbotterの存在を世に知らしめるために書籍『日給300万円のSS級トレーダーが明かす botterのリアル』を上梓した。Twitterやnoteでも積極的に情報発信している。

著者紹介

連載「お金と時間から解放されれば自由が手にはいる」日給300万円トレーダーのリアル

本記事は書籍『日給300万円のSS級トレーダーが明かす botterのリアル』(幻冬舎MC)より一部を抜粋、再編集したものです。

日給300万円のSS級トレーダーが明かす botterのリアル

日給300万円のSS級トレーダーが明かす botterのリアル

richmanbtc(リッチマンビーティーシー)

幻冬舎MC

「botter(ボッター)」になれば、月収1億も夢ではない。 過去の価格データをコンピュータに読み込ませ、AIによる機械学習で〝勝てる投資戦略〟を探し出す。それに基づいて発注するプログラム〝bot〟を作り、仮想通貨の取引…

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