「銀行員」と「医師」の給与…高給取りのなかなかシビアな生活 (※写真はイメージです/PIXTA)

なかなか聞けない給与事情。本記事では「高給取り」と呼ばれる人々のお金事情を探っていきます。

やっぱり高給「銀行員」平均給与を大幅に上回る

東京商工リサーチは2020年、『国内銀行79行「平均年間給与」調査(2020年3月期決算)』を発表しました。

 

国内銀行79行の平均年間給与は608万8,000円(中央値612万7,000円)。業態別に見ていくと、大手行が762万5,000円、地方銀行621万4,000円となっています。さすが大手、といったところでしょうか。

 

平均給与トップ3は、1位「東京スター銀行」832万1,000円。2位は「三井住友銀行」828万6,000円、3位は「あおぞら銀行」793万円となっています。

 

国税庁『令和2年分 民間給与実態統計調査結果』によると、一般的なサラリーマンの平均給与は433万円です。平均額よりも175万円ほど上回っている現状をみれば、「銀行=ガッチリ」は間違いないといえそうです。

 

銀行員の働き方については、みずほ銀行が週休3日制を導入したことも話題になりました。一見魅力的にも思えますが、週休3日にすれば給料はおよそ8割になることも報告されています。日々の生活費、老後資金ともに安泰なら考え得る選択肢ではあるものの、先の見えないコロナ禍、稼げる分は稼いでおきたい、というのも一意見として存在しています。

 

そのほか、高給取りと聞いて思い浮かぶのは「医師」。勤務医か開業医かで大きく年収の差が開きますが、医師(45.5歳、勤続7.1年)の平均月収(所定内給与額)は99万800円。賞与など117万5,600円を含めると、推定年収は1440万3,000円。

 

男女別に見てみると、男性医師の平均月収は104万6,300円、推定年収は1522万5,000円、女性医師の平均月収は82万600円で推定年収は1188万3,000円。男女差は月収にして22万円ほど、年収にして330万円ほどになります(関連記事『勤務医の平均年収1440万円だが…「落ちる一方」の厳しい現実』)。

 

国家資格保有者、そして人の命を担う仕事人として、納得の数字といえるでしょうか。

 

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勤務医については、労働時間が度々取り上げられています。厚生労働省『医師の働き方改革について』(令和元年6月)によると、週の超過勤務時間、最多は「10時間~20時間」(23.6%)。20時間以上の割合は40.5%となっています。

 

これはあくまで集計できている数値。勤務医の場合は「事務手続き上の不備」などを理由にタダ働きを余儀なくされていた実態も明かされています(厚生労働省『大学病院で診療に従事する教員等以外の医師・歯科医師に対する処遇に関する調査結果』)。

 

「労働に見合った対価」。責務とともに比例すればよいものですが、一般的なサラリーマン、そう上手くはいかないものです。実態は次のとおり。

GGOとは、GENTOSHA GOLD ONLINE(幻冬舎ゴールドオンライン)の略称。『あなたの財産を「守る」「増やす」「残す」ための総合情報サイト』を掲げ、企業オーナー・富裕層を主要読者ターゲットとして運営している(写真は編集長の立本正樹)。

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