株、金利、暗号資産…主要市場、11月の振り返り
11月は下旬に入ってから、
①新型コロナウイルスの変異種「オミクロン株」が確認されたこと
②パウエルFRB議長の再任およびテーパリング早期終了示唆
により、短期金利上昇・長期金利低下・株下落となり、リスク資産市場や商品市場は全般に軟調となりました。
別途、今後にとっても重要な出来事としては、英当局による米メルク社の新型コロナウイルス飲み薬の承認、米ファイザー社の新型コロナ・飲み薬の有効性を示す治験データの公表、
米議会での1兆ドルの超党派インフラ法案の可決、米CPIインフレ率6.2%/PCEインフレ率5.0%、中国共産党・6中全会での「歴史決議」の採択、COP26での石炭火力発電の「段階的削減」を含む合意、
ドイツでの社民党を中心とする連立政権の合意、(12月に入ってから)OPECプラスによる原油増産の維持決定、米つなぎ予算の成立(来年2月半ばまで)、中国の李克強首相による預金準備率引き下げ示唆、中国当局による恒大集団への支援決定などが挙げられます。
ここから、チャート集です。興味がある市場について、状況をご確認ください。
重見 吉徳
フィデリティ投信株式会社
マクロストラテジスト
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