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「中高年の男女」縦断調査…“団塊の世代の高齢化”で、日本が「もうまもなく迎える悲劇」

「中高年の男女」縦断調査…“団塊の世代の高齢化”で、日本が「もうまもなく迎える悲劇」 (※写真はイメージです/PIXTA)

「老後不安」が度々報道される現在。日々の生活に精いっぱいで、十数年後の暮らしなんてとても考えられたものじゃない……といった声も聞かれます。厚生労働省『中高年者縦断調査』では、中高年の15年にわたる変遷を調査しています。現況を見ていきましょう。

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1人の人間を「15年間」追い続けているデータがある

厚生労働省『中高年者縦断調査』は、団塊の世代を含む中高年の男女を継続的に追跡し、高齢化対策に活かすことを目的として実施されています。平成17年からスタートした本調査、今月発表の最新データは第9回目のものです。

 

平成17年時点で50歳~59歳だった男女は、現在65~74歳です。調査対象は2万人弱。15年が経ち、生活環境はどのように変化したのでしょうか。見ていきましょう。

 

■就業状況

 

まずは就業状況。第1回調査からの就業状況の変化を見てみると、「正規の職員・従業員」は、第1回「38.5%」から第16回「3.5%」と減少しています。一方、「パート・アルバイト」は、第1回「16.8%」から第16回「15.6%」と、ほぼ横ばい。定年退職を迎えた方が多いですから、この結果は当然といえます。

 

第1回で「仕事をしている」と答えた人について、現在の就業状況を見てみると、第1回で「正規の職員・従業員」だった男性は現在、「仕事をしていない」が53.1%と最も多く、「パート・アルバイト」16.2%、「労働者派遣事業所の派遣社員、契約社員・嘱託」11.4%と続きます。

 

女性で「パート・アルバイト」をしていた人は現在、「仕事をしていない」が60.3%と最も多く、「パート・アルバイト」32.4%と続きます。

 

第1回調査時に「65歳以降仕事をしたい」と答えた人について現況を見てみると、現在仕事をしている人の割合は、男性の場合、「65~69歳」で67.4%、「70~74歳」で52.6%、女性の場合、「65~69歳」で53.3%、「70~74歳」で41.2%と、男性のほうが就業率が高くなっています。

 

■健康状況

 

次に健康状況。第1回調査から15年間の健康状態の変化をみると、「第1回からずっと「よい」」と思っている人は40.0%、第1回から第16回までに「よい」・「わるい」を繰り返していると答えた人42.0%となっています。

 

「第1回からずっと「よい」」と答えたのは、男性39.3%、女性40.5%。年齢別にみると、男女とも70~74歳より65~69歳のほうが割合が高くなっているものの、すべての年齢階級でだいたい4割の人が「ずっと「よい」」と答えていました。

 

健康状態が「第1回からずっと「よい」」と答えた人について、健康のために心がけていることを聞くと、男性は「適度な運動をする」13.7%、女性は「バランスを考え多様な食品をとる」18.5%が最も高くなっています。

GGOとは、GENTOSHA GOLD ONLINE(幻冬舎ゴールドオンライン)の略称。『あなたの財産を「守る」「増やす」「残す」ための総合情報サイト』を掲げ、企業オーナー・富裕層を主要読者ターゲットとして運営している(写真は編集長の立本正樹)。

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