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連載あなたを住宅ローン危機から救う方法【第14回】

「親が住宅ローンを滞納…」子どもの“返済肩代わり”がなかなか認めてもらえないワケ【滞納問題のプロが解説】

住宅ローン滞納トラブル任意売却

「親が住宅ローンを滞納…」子どもの“返済肩代わり”がなかなか認めてもらえないワケ【滞納問題のプロが解説】 (※写真はイメージです/PIXTA)

離婚やリストラ、病気などで収入を失い、住宅ローンを支払えなくなってしまったら…。返済が難しくとも「住み続けられる」方法はある、とクラッチ不動産株式会社代表取締役の井上悠一氏は語ります。ここでは方法のうちのひとつである、「親子間売買」について解説していきます。

「メガバンク」親族間売買での住宅ローンの融資は…

しかし、このような差押えを逃れるために財産を他人に譲渡することは、法律上、「詐害行為」と呼ばれ債権者に取消しをする権利を与えています。

 

取り消されれば、親子間での売買は「なかったこと」になるので、子どもに住宅ローンを融資した金融機関は厄介ごとに巻き込まれてしまうことになります。

 

さらに、子どもが複数いる場合、一人の子どもに自宅を売却することが、その後の遺産トラブルに発展する危険性もあります。

 

このように親子間売買には、不安要素が多く、トラブルやリスクが伴う恐れがあることから、金融機関は親子間売買では住宅ローンを融資することに躊躇してしまうのです。

 

実際、メガバンクはいっさい親族間売買での住宅ローンの融資は行っていません。また、90%以上の地銀でも取り扱っていません。

 

 

井上悠一

クラッチ不動産株式会社代表取締役

 

クラッチ不動産株式会社 代表取締役
一般社団法人住宅ローン滞納問題相談室 代表理事 

兵庫県立姫路西高校卒業、立命館大学卒業。
弁護士を志し、立命館大学法科大学院へ進学するも、断念し、東証一部上場企業にて内部監査業務に従事。
自身のマンション購入をきっかけに不動産業界に入る決意をし、住友不動産販売へ転職。
法科大学院時代の友人弁護士から弁護士業務専門の不動産会社があることを知り、司法試験の経験が活かせると考え、中央プランナーへ転職。
任意売却専門の仲介会社である、クラッチ不動産株式会社を設立し、住宅ローンで悩める方のリスタートを支援。
一般社団法人住宅ローン滞納問題相談室を設立し、住宅ローンでお困りの多くの方々の幅広い相談に乗る。

著者紹介

連載あなたを住宅ローン危機から救う方法

※本連載は、井上悠一氏の著書『あなたを住宅ローン危機から救う方法』(幻冬舎MC)より一部を抜粋・再編集したものです。

あなたを住宅ローン危機から救う方法

あなたを住宅ローン危機から救う方法

井上 悠一

幻冬舎メディアコンサルティング

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