(画像はイメージです/PIXTA)

40代になると、職場で、家庭で、親子関係で、友人関係で、健康問題で複雑なトラブルが続発してきます。困難に遭遇してもなお、乗り越えられる人の特徴とは何でしょうか。 ※本連載は松尾一也著『40代から深く生きる人、浅く生きる人』(海竜社)の一部を抜粋し、再編集したものです。

40代…カタチとなって現れる「人生の通知表」とは

▼浅く生きる人=隠し切れない評価が低くなる

 

40年を超えて生きていると、隠し切れない人生の通知表というのがあるのをご存じでしたか。人生の隠し切れない通知表は次の3つです。

 

①その人の友だちの質

 

「出逢う人はその人の写し鏡」と言われていて、その人の友だちをみると当人とよく似た感性、器量、品性の人に囲まれています。たまに異質な人もいるでしょうがおおむね納得いきます。

 

急に不釣合いの友だちは作れないし、身の丈にあった人としか長続きはしないものです。

 

②本人の人相

 

人相は、長い年月をかけて彫りこまれる「なにか」があります。不思議なものでルックスの美醜と違う魅力が刻まれるものです。

 

中学時代の同窓会に久しぶりに参加したとき、昔はやんちゃでほとんど勉強をしないタイプだった友人が、今では地元の大工の棟梁として大活躍でその円満な笑顔に一同癒されました。これこそ通知表が主要5教科が「オール1」だったはずが、人相では「5」に大躍進した例です。

 

③子どもがつれてくる彼氏や彼女(結婚相手)

 

子どもの彼氏や彼女、長じて選んだパートナー(伴侶)がすべて、両親で刻印薫習した教育の成果と言えます。仮に娘が髪の毛レインボーで鼻ピアスした男をつれてきて「パパ、ヨロピク!」なんて言われたとしても、それが自分の通知表なのです。

 

まずは受け取らなくてはならないのです。

 

以前、レストランで食事をしていたら、隣の席に大学生くらいの息子と父親がいました。楽しそうに談笑していましたが、帰りがけに父親が「足を組んで食事をしてはいけない! もし足を組んで食べるのであれば自分で支払うようになってしなさい」と諭していました。

 

あぁ、この父親は真の愛情があるのだと感じました。親がキチンと大事なことを教えていると、子どもの心の引き出しにしっかり入るのだと思います。

 

なにごとも日々の思いがカタチとなって現れるものです。

 

 

松尾 一也

株式会社ルネッサンス・アイズ

 

 

40代から深く生きる人、浅く生きるひと

40代から深く生きる人、浅く生きるひと

松尾 一也

海竜社

気がつけば最近、たのしいと感じる瞬間がなくなっている。モチベーションがあがらない、人間関係に疲れている。就寝する頃には自分が完全に電池切れ、燃料切れになっている……。 最近の自分、ヤバくないっ!? それを特に…

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