最新「日本人の働きっぷり調査」…小さい企業の「純粋な酷さ」 (※写真はイメージです/PIXTA)

品川駅の広告が炎上して、はや1ヵ月。同報道に「働くサラリーマンの嘆きの声」が多く寄せられました。勤勉さが度々取り上げられる日本人ですが、過労死に至る事件も相次いで報道されている実態があります。労働環境、改善の余地はないのでしょうか。

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「働きすぎの日本人」所定労働時間は7時間だけども

「働きすぎ」が叫ばれて久しい日本社会。「Karoushi(過労死)」は海外メディアすら使用する言葉となり、国主導で改善すべき大きな課題として報道されています。

 

コロナ感染拡大に伴いリモートワークの導入が増え、労働環境が改善された企業もある一方、緊急事態宣言の終了とともに出社を促す場合も。「職業柄、そもそも出社するほかない」といった嘆きの声も聞かれました。実際問題、3密とは何とやら、現在都内の電車は毎朝ぎゅうぎゅうであり、夜遅くも疲れ切ったサラリーマンの姿が目立ちます。

 

厚生労働省は今月、『令和3年 就労条件総合調査』を発表しました。同調査では、現在の日本人の働き方について詳しく調べています。さっそく見ていきましょう。

 

■所定労働時間

 

「法定労働時間」と「所定労働時間」は異なります。法定労働時間は名の通り、労働基準法で規定されているものです。

 

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労働基準法第32条
第1項 使用者は、労働者に、休憩時間を除き1週間について40時を超えて労働させてはならない。
第2項 使用者は、1週間の各日については、労働者に、休憩時間を除き1日ついて8時間を超えて、労働させてはならない。

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一方所定労働時間は、雇用者と被雇用者の間で取り交わされた契約のなかで定めた労働時間のこと。法定労働時間の範囲内で自由に決めることができます。

 

前述の調査によると、1日の所定労働時間は、平均7時間47分(令和2年調査7時間47分)、労働者1人平均7時間46分(同7時間46分)となっています。週所定労働時間は、平均39時間25分(同39時間24分)であり、最も短いのは「金融業,保険業」の38時間19分、最も短いのは「宿泊業,飲食サービス業」の40時間3分でした。

 

実際のところ、ここから所定時間外労働、つまり残業が追加される企業が大半ですから、働き手の実感値とは言い難いかもしれません。

GGOとは、GENTOSHA GOLD ONLINE(幻冬舎ゴールドオンライン)の略称。『あなたの財産を「守る」「増やす」「残す」ための総合情報サイト』を掲げ、企業オーナー・富裕層を主要読者ターゲットとして運営している(写真は編集長の立本正樹)。

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