介護を拒否するのはなぜ?親の気持ちを理解できない家族の悲劇 (※画像はイメージです/PIXTA)

介護を受ける本人が介護サービスに抵抗を示すことが多いといいます。ケアマネや介護サービス事業者という「他人」が自分の居室に入ってくることに拒絶感をもつからで、家族はその説得にひと苦労するようです。※本連載は相沢光一著『介護を左右する 頼れるケアマネ 問題なケアマネ』(河出書房新社)より一部を抜粋、再編集したものです。登場するケアマネの方々、サービス事業者の方々のお名前は、すべて仮名です。

【オンライン(LIVE配信)】22年1/15(土)開催
利回り20%以上が当たり前の「真の投資力」を学べる
普通の空き家投資じゃない、スゴイ空き家投資だ!

「ダイヤモンド空き家投資」特別セミナー 詳しくはこちら>>>

介護はすんなりとは軌道に乗らない

介護生活が始まるパターンは大きく分けてふたつあります。

 

ひとつは加齢による心身の衰えがゆっくり進行し、家族で話し合いを重ねた結果、介護が始まるケース。もうひとつは突然、心身に変調が起こり、すぐにでも介護サービスの支援が必要になるケースです。

 

比率的に多いのは前者です。ひとりで日常生活のことは何でもできる元気な高齢者はたくさんいます。しかし、それでも衰えは少しずつ進む。バランスを崩しやすくなるなど身体機能に問題が生じたり、認知症の症状が出てきたり……。家族もそうした危なっかしい出来事が重なると、さすがに変調に気づき、サポートするようになります。

 

ところが、家族のサポートだけでは済まなくなるときが来ます。そこで、介護サービスを受ける話が浮上します。衰えがゆるやかに進行するぶん、介護者となる家族は、役所の担当者と相談したり、介護に対する心の準備をする時間ができるわけです。

 

ただし、このケースでは乗り越えなければならないハードルがあります。介護を受ける本人が介護サービスを受けることに抵抗を示すことが多いのです。

 

介護保険は40歳以上の人の加入が義務づけられており、死ぬまで保険料を払いつづけることになります(65歳までは健康保険料に上乗せして納付65歳以上は自治体に納付→年金から天引きされるケースが多い)。その保険料があるから、原則1割負担で誰もが介護サービスを受けられる。

 

受ける権利をもっているのだから、受けたほうがいいのですが、それをよしとしない意識があるのです。介護サービスを受けるのはプライドを傷つけられることであり、恥と受けとめる人もいます。

 

また、ケアマネや介護サービス事業者という「他人」が自分の居室に入ってくることに拒絶感をもつ人も少なくないそうです。だから、家族はその説得にひと苦労するのです。

 

いっぽう、突然、心身に変調が起こり、すぐにでも介護サービスの支援が必要になるのは、転んで足の骨を折ったり、脳梗塞などの病気によって、いきなり要介護になってしまうケースです。介護サービスのサポートがなければ生活していけない状態であり、受け入れるしかありません。つまり、説得で頭を悩ませることはないのですが、突然始まる介護であり、あらゆることが一気に押し寄せてきて、介護をする人は頭がパニックになってしまいます。

 

ともあれ、どんな始まり方であろうと、介護者はさまざまな葛藤や苦労を味わうのです。

 

 

相沢 光一
フリーライター

 

【期間限定オンライン開催/LIVE配信】
時間もお金も、自由に手に入れる!
1時間でわかる「医師だけ」のための投資セミナー ~不動産投資~
詳細はコチラ >>

 

【オンライン開催(LIVE配信)】22年1/21(金)開催
不動産経営の法人化による税金対策と事例紹介
賃貸マンション経営オーナのための
緊急「税金対策」セミナー 詳しくはこちら>>>

 

↓コチラも読まれています 

 

カンボジア不動産の隆盛!「分譲住宅」を中間層に売り込む奥の手

初心者が利回り30%!「ダイヤモンド空き家投資」の成功事例

レスキューホテル」で新しい土地活用…社会貢献で利回り9%以上

投資家必読!投資してもいいソーシャルレンディングの見分け方

医師が高確率で「5年以内に資産10億円」を達成する方法

フリーライター

1956年、埼玉県生まれ。明治大学法学部中退。スポーツやビジネス分野を中心に取材・執筆活動を展開してきたフリーライター。父親介護の体験を機に、高齢者介護のあらゆる問題を社会と個人の両面から精力的に取材。現場のリアルを『PRESIDENT Online』で発表している。また、『DIAMOND online』ではスポーツのコラムを執筆中。

著者紹介

連載「頼れるケアマネ」と「問題なケアマネ」の見分け方

介護を左右する 頼れるケアマネ 問題なケアマネ

介護を左右する 頼れるケアマネ 問題なケアマネ

相沢 光一

河出書房新社

有能な人が担当になればラッキー。ところが、そうでない人だと…。介護サービスを受ける際の中心的な存在であるケアマネージャー。その良し悪しはどこで判断できるのか、「もっといい人を」と思ったら、どう対処すべきか。著者…

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

登録していただいた方の中から
毎日抽選で1名様に人気書籍をプレゼント!
会員向けセミナーの一覧