平均手取り「27万円」より悲惨…日本でどんどん露わになる「恐ろしい経済格差」 (※写真はイメージです/PIXTA)

コロナ感染拡大が落ち着きを見せている現在。改めて労働者の生活について見ていきましょう。本記事では、「日本人の生活のリアル」について、国税庁『民間給与実態統計調査』(令和2年分)などをもとに解説していきます。

【関連記事】恐ろしい…銀行が「100万円を定期預金しませんか」と言うワケ

日本の「平均」「真ん中」は?…露わになる歪み

10万円給付を皮切りに、「分配」に注目が集まっている昨今。岸田文雄首相の「分厚い中間層」、立憲民主党枝野幸男氏の「1億総中流を取り戻す」といった言葉も折々に報道され、平均値を上げることへの意識が急速に高まっているといえます。

 

しかし実際のところ、日本の平均、そして「真ん中」はどのくらいを指すのでしょうか? 見ていきましょう。

 

国税庁『令和2年分 民間給与実態統計調査結果』で公表された、1年を通じて勤務した給与所得者の平均給与は「433万円」。令和元年度は436万円でしたので、3万円分、数値を落とす結果となりました。ボーナス等を含めない概算ですが、平均給与433万円ですと、月の収入では36万円ほどになります。手取りは27万円~29万円です。

 

他方、1年を通じて勤務した給与所得者について、給与階級別分布を見てみると、最も多かったのは「300万円超400万円以下」(構成比17.0%)。次いで「200万円超300万円以下」(同14.9%)となっています。

 

男性では、「400万円超500万円以下の者が532万人」(同17.5%)と最も多く、次いで「300万円超400万円以下の者の502万人」(同16.6%)となっています。女性では、「100万円超200万円以下の者が526万人」(同23.7%)と最も多く、「200万円超300万円以下の者の452万人」(同20.3%)となっています。

 

平均給与433万円ですが、その実、最も多いのは「300万円超400万円以下」。平均値との乖離が見て取れます。

GGOとは、GENTOSHA GOLD ONLINE(幻冬舎ゴールドオンライン)の略称。『あなたの財産を「守る」「増やす」「残す」ための総合情報サイト』を掲げ、企業オーナー・富裕層を主要読者ターゲットとして運営している(写真は編集長の立本正樹)。

著者紹介

連載幻冬舎ゴールドオンライン事例・解説

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

登録していただいた方の中から
毎日抽選で1名様に人気書籍をプレゼント!