※画像はイメージです/PIXTA

世界的に見ても自然災害が多い日本。昨今では気候変動の影響からか「スーパー台風」の襲来が増加するとの懸念が高まり、防災意識が向上しています。このような状況を受け、「防災」がひとつの有力な投資テーマになっていることをご存じでしょうか。街中で見かけることが多くなった「コインランドリー」も防災の観点で注目されているのです。さっそく見ていきましょう。

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    自然災害の増加で「防災」でも新しい動きが

     

    地理的要因に加えて、昨今の気候変動による自然災害の増加。災害リスクは年々高まっています。もちろん防災力も年々強化されていますし、過去の教訓をもとにした新しい防災のカタチも模索されています。

     

    たとえば、災害の恐れが高くなった際に、出されてきた「避難勧告」と「避難指示」。違いが分かりにくく、結果被害拡大となったという指摘から、「避難指示」に一本化し、従来の勧告の段階で避難を呼びかけるように見直しがされました。

     

    また約99%の市町村で作成されていた避難行動要支援者名簿ですが、実際の災害では多くの高齢者が被害を受け、避難の実効性確保が課題になっていました。そこで避難行動要支援者が迅速な避難を行えるよう、市町村が個別避難計画を作成するよう努力義務化されています。

     

    また民間レベルで防災に取り組む事例も多く見られます。たとえばコンテナを利用したホテル。災害時には被災地へ移設し、仮設宿泊所として活用することが想定されていて、注目されています。

     

    また昨今、街中で見る機会が多くなったコインランドリーでも災害対応が進んでいます。ポイントはLPガスを使用しているということ。それにより「炊き出しステーション」として機能したり、電気やガスを提供したり。さらには貯水タンクを備えているため、飲料水や被災時にはありがたい簡易入浴サービスの提供を想定する店舗が増えているのです。

     

    これらの機能を備えたコンテナやコインランドリーでは、災害時によりスムーズにサービスを提供できるよう、自治体と協定を結ぶ事例も増えています。

     

    いつ訪れるか分からない災害に対して、さまざまな取組みが生まれ、防災意識も年々高まっています。投資家にとって「防災」の分野は、有力な投資先のひとつになるのではないでしょうか。

     

     

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