平均給与「433万円」、平均賞与「63万円」
国税庁の『令和2年分 民間給与実態統計調査結果』で明かされた、日本の平均給与は「433万円」。2年連続の減少でした。「平均賞与」についても、リーマンショック以来の大幅減少、1年を通じて勤務した給与所得者の平均賞与は「65万円」となりました。
都道府県別の賃金の調査ですが、令和2年6月分のデータをもとに算出されています。およそ1年半前。「こんなにもらってないよ……」なのか、「住んでいる都道府県の平均より上だ」なのか。都道府県の平均である以上、一定の地域内格差もうかがえます。
官民格差に、都道府県格差。是正が急がれるなか、「下に合わせる」が続く日本では、働き、生きることの難しさを再認してしまうばかりです。