(※写真はイメージです/PIXTA)

岸田文雄内閣は昨日、衆議院を解散しました。給付金問題が大きく取り沙汰されるなか、「まもなく迎える未来」に注目が集まっています。これからを考える今、日本の現状を直視すると、改めて悲惨な実態が明らかになっています。

「今日を生きるため」という圧倒的現実

「老後資金2000万円」はあくまで「生きていくための金額」。豊かに暮らすためには3000万円が必要とされています。これらの数字を見る限り、早め早めの資産形成が求められていることは明らかです。

 

平均寿命が過去最高を更新するなか(女性87.74歳/男性81.64歳)、日本の年金は大丈夫なのか? 令和元年の厚生労働省の『将来の公的年金の財政見通し』では、「経済成長が続く限り」問題はないと算出されました(6つのパターンで細部にわたり検証していますが、本記事では割愛します。詳細は厚生労働省HPをご覧ください)。

 

安定した老後のために経済成長が求められ、経済成長のために労働と生産が求められる今、ふと思い起こされるのは品川駅の炎上騒動。コツコツと働き続ける生活は「未来のためではなく、今日を生きるため」という圧倒的現実です。

 

電車に揺られながら、車に乗りながら、ネットサーフィンをしながら、テレビを観ながら、選挙の報道がこれからたくさん目に入ることになりますが、現役世代の薄暗い感情は、日本全体に沈下していくばかりです。

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