父「年金10万円」…生活費を肩代わりした子が相続で泣いた【税理士の解説】 ※画像はイメージです/PIXTA

親が子を養うという関係から、子が親を養うという関係になることは珍しくありません。なかには大きな負担を肩代わりしているケースもあるでしょう。そのようなとき、相続が発生したらどうなるのでしょうか。

固定資産税を子が代わりに支払う場合に留意したいこと

民法では使用貸借(賃料を払わずタダで使うこと)する物に係る費用の負担について下記の定めがあります。

 

第595条(借用物の費用の負担)

借主は、借用物の通常の必要費を負担する。

 

つまり、事例における長男のように親が所有している不動産に使用貸借で住んでいる場合には、長男も“固定資産税を支払ってしかるべき”と考えることができますので、例えば固定資産税を長男の預金から口座振替により支払っていて、なおかつ長年に渡って精算がされていないような場合には立て替えと認められない可能性が高くなりますので注意が必要です。

まとめ

立替金(債務)として財産から控除するということは、相続税を減らす要因になるということですから、その金額が大きくなるほど税務署の視線も厳しくなるであろうことは想像に容易いです。

 

また、相続人が複数いる場合に立替金の事実関係が曖昧ですと相続税だけでなく遺産分割においても不利になってしまう可能性がありますので、立て替えをする相続人にはしかるべき備えをして頂ければと思います。

 

 

税理士法人ブライト相続

山田浩史

 

 

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税理士法人ブライト相続 税理士

東京都杉並区出身。2012年、税理士法人レガシィ入社。200件超の相続税申告、相続税還付、税務調査対応、譲渡所得税申告、遺言書作成その他の相続対策コンサルティング業務など、数多くの資産税関連業務に従事。2019年、税理士法人ブライト相続入社。

著者紹介

連載実例で解説!相続専門税理士が教える「あなたに合った」相続対策

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