(※画像はイメージです/PIXTA)

不動産投資に着目する医師が多くなっている昨今、物件選びで悩む声も同時に増えています。立地条件など物件選びの際にはいろいろな条件がありますが、そのなかのひとつに建物の構造があります。今回は資産形成をするうえで、どのような構造を選ぶべきなのかに触れてみましょう。

非木構造物を選ぶ際の注意点

鉄骨造や鉄筋コンクリート造の物件を選ぶ際には、1981年以降に竣工したものにするということです。なぜならこの年の6月に検知器基準法が改正され、建物の耐震性能が著しく向上したからです。なぜそのようなことになったのかというと、阪神淡路大震災での被災状況が原因です。1981年以前に建てられた建物では倒壊などの甚大な被害が多く、国は基準を大幅にあげたことによる結果が、この年以降の建築物を選ぶという理由です。

 

さらに安全性を求めるのであれば「住宅性能表示制度」の耐久性等級3を取得している物件を選ぶということになります。同制度は2000年に施行された品質確保法によって、第三者機関が任意で物件の耐久性や耐震性などの性能を評価するもの。建築基準法が定める最低基準が等級1、60年程度の耐久レベルが等級2、90年程度の耐久レベルが等級3となっており、等級3のマンションには「100年コンクリート」などと呼ばれている強度の高いコンクリートが使用されています。このことは、その建物の寿命が長いと期待できる要因のひとつとなるでしょう。
 

 

 

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